本体標準でGBクラス、microSDカードを併用すれば数十GB程度のストレージ容量を持ついまどきのスマホならば、アプリを入れまくってもそうそう一杯になることは少ないだろう。とはいえ映画などの動画データやデジカメで撮影した静止画データを保存しはじめると、とたんに何GBあっても足りなくなる。
そこで活用したいのが、外出先でもデータを参照できるオンラインストレージサービス、または屋外からのアクセスに対応したNASだ。
Officeアプリも用意する
オンラインストレージサービス「KDrive」
一昔前ならばWindows Mobileの「ActiveSync」のような“デスクトップPCが母艦”という考えが一般的だったが、AndroidやiPhoneではGoogleドキュメントやiCloudといったクラウド上のサービスが用意されている。
無料で使える容量が1GBや5GBというのはやや物足りないが、いずれも容量を追加購入できるので使いこなしているユーザーも多いはず。
オンラインストレージサービスはかなり乱立気味だが、数GB程度ならば無料というのが魅力。例えば、キングソフトが提供する「KDrive」は2GBまで無料というオンラインストレージで、PC側はクライアントソフトを導入することで仮想ドライブとして利用できる。
Android側も無料アプリをインストールして利用するのだが、ポイントはストレージにアクセスするためのアプリに加え、オンラインストレージと連携するOffice互換アプリが用意されている点。
「KINGSOFT Office for Android」はWord、Excel、PowerPointなどMS Officeのドキュメントをそのまま開けてWord、Excelファイルについては編集も可能だ。
ダウンロード後7日以降は2980円で購入したキーを入力する必要があるのだが、キーを購入しなくても閲覧だけなら可能。なお、K-Drive、KINGSOFT OfficeともにiPhoneやiPadにも対応している。
有料版KDriveは30GBならば年額6000円、50GBならば年額9600円、100GBまでなら1万8000円という料金プランになっており、さらに紹介した友人が利用すると1人あたり512MBの容量を無料で追加できる。
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