適切なホールド感でリフィルを収納できる
早速、ドキュメントマーカーの本体を2つに分割してみた。マーカーのリフィルは、インクの染み出す先端部分のすぐ下のプラスティック部分が斜めにカットされており、本体キャップと確実に結合し、蛍光マーカー独特の先端の斜めカットを常に意図した一定の角度にホールドできるように工夫されている。
高級なモデルガンを組み立てるような感覚で、本体先端側のパーツに位置を合わせ、リフィルを挿入すると斜めカットのガイドのおかげで、自然とスムースに先端が位置決めされる。そしてドキュメントマーカーの後ろ部分をねじ込んで行くと、確実な感覚でリフィルを固定してくれる。
ドキュメントマーカーのゴールドクリップの付け根部分には、本体と同色の小さなドットマークが付けられており、同社のほかの筆記具とともに胸ポケットに挿した時でも、上からひと目でドキュメントマーカーとわかるアイコンとなっている。
最初は、万年筆のパーツをただ流用したに過ぎないと思っていたドキュメントマーカーだが、先端部分の細かな構造はすぐにそれが間違いだと分かる堅実な姿勢を表わしている。
廉価なスタビロ社のナビゲーター蛍光マーカーをそっくりそのまま収納できる、カジュアルなパラダイスペンカンパニーの“シェルパ”ケースを除いて、極太のペン先を上手く活用してマーカー機能を実現したペリカン社の「M205 DUO」も、モンブラン社のドキュメントマーカーもブランドの伝統と品質を詰め込んだ傑作だ。
ただ、モンブラン初心者の筆者は、筆記しようとしてキャップを外すとき、背伸びをして買った「マイスターシュテュック149」の高級感覚あふれるネジ込み式と、あっさりキャップを力づくで引き抜くドキュメントマーカーの関係が怪しくなってきそうで、少し混乱気味だ。
今回の衝動買い
アイテム:モンブラン「ドキュメントマーカー マイスターシュテュック ル・グラン 166」
価格:発売時は4万2000円(交換用リフィルは約1000円)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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