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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記 第39回

反撃の跳ね馬! SGT第7戦はミクZ4無念の9位

2011年10月03日 23時28分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 ●撮影/鉄谷康博、加藤智充、編集部

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クレバーに走る458、順位を落とすミクZ4

 レース終盤にさしかかったところで、順位を落としていた#86 ランボルギーニにプッシュされる。なんとか押さえてはいたものの、このランボルギーニを駆るのは2001年GT300クラスチャンピオンのブルー青木こと青木孝行選手。番場選手の一瞬の隙を突き、オーバーテイクされてしまった。「周回遅れのクルマの処理にちょっとだけ手間取ってしまったんです。そこを抜かれてしまいました……」と番場選手。これで9位と、ポイント圏内ギリギリまで下がってしまった。

 このとき、並行して2~4位争いが熾烈になっていた。エヴァ紫電、#14 SGチャンギ IS350、そして458の3台が表彰台を賭けた戦いをしていたのである。こうなると、エヴァ紫電とSGチャンギに458の表彰台をなんとしてでも阻止してもらいたいところ。拮抗していたバトルが崩れたのは残り4周を切ったあたり。1コーナーへの進入時、SGチャンギがエヴァ紫電のインを差すも、体勢を崩してエヴァ紫電と接触し、両車ともにスローダウン。そんな2台のインを、458はスルリと抜けていき、なんと2位まで上がってしまった。

 もはや458を止める術はなく、そのままチェッカーが振られたのであった。結果としては、ミクZ4が9位で2ポイント獲得。458は2位で15ポイント獲得し、72ポイントで458が首位に返り咲いた。ミクZ4は67ポイントで5ポイントの差を広げられてしまった。

 痛車勢の順位を見ると、4位 エヴァ紫電、9位 ミクZ4、10位 イカ娘フェラーリ、21位 #5 マッハ先輩という結果に終わった。

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