第1回はプロゲーマーを交えて、FPSを中心としたゲーミングデバイスについて取り上げた。第2回の今回は、特定のゲーミングデバイスを取り上げるのではなく、特定のジャンルに特化したデバイスから、一風変わったデバイスまでをカタログ的にご紹介していこう。なかには「こんなんで、どないせぇ!」とツッコミを入れたくなるものもあるかもしれないが、楽しめるのならそれが一番なのだ。
ホンモノには手が届かないけど、ゲームの世界ならば
ロジクール「Logicool G27 Racing Wheel」
●URL:http://www.logitech.com/ja-jp/gaming/wheels/devices/5184
●実売価格:299.99ドル
現実の世界では、とてもじゃないけど手がでないフェラーリやポルシェといったスーパーカーたちもゲームの中であれば運転できる。とはいえ、キーボードとマウスは論外だし、ゲームパッドではスーパーカーを運転している気分に浸ることができない。
現実を忘れてスーパーカーのオーナー気分を味わいたい人にお勧めしたいのが、ロジクールのハンドルコントローラー「Logicool G27 Racing Wheel」。
パドルシフト付きのハンドルに加えて、アクセル、ブレーキ、クラッチといった実車さながらのフットペダルも搭載。さらにパドルシフトを実装していない車用に6速シフトレバーも付属するなど、最新モデルから往年の名車まで、実際に運転している気分を味わうことができる。
残念ながら、日本ではすでに品切れ状態になっているが、海外のLogitechでは販売を実施しており、アメリカのAmazonなどでも購入可能だ。円高の今、個人輸入にチャレンジしてみる?
ここまでやったら大したもの!
サイテック「Pro Flight Yoke System」
●URL:http://www.saitekjapan.jp/product/pf_yokesystem.html
●実売価格:2万2800円
フライトシミュレーターが3度の飯よりも好きな人にオススメしたいのは、サイテックのフライトシミュレーター用コントロールシステム「Pro Flight Yoke System」だ。ヨーク部とクアドラント(スロットル)部がそれぞれ独立しているため、扱いやすい位置にスロットルを設置することができるのが特徴。ハンドル中央の液晶画面には、現在時刻表示とストップウォッチ機能搭載している。これらの機能は液晶下部にあるボタンで操作できるので、ハンドルから手を離さずに、飛行時間やフライト中の時刻を確認できる。併せて同社から発売されているスイッチパネル「Pro Flight Switch Panel」とラダーペダル「Pro Flight Rudder Pedals」を組み合わせれば、立派な操縦席の完成だ。
次の定番ゲーミングマウスの地位は確実?
ロジクール「Performance Optical Mouse G400」
●URL:http://www.logicool.co.jp/ja-jp/mice-pointers/mice ●実売価格:3980円
真面目なお手頃価格のゲーマー向けマウスも1つ紹介しておこう。「Performance Optical Mouse G400」は、有線型の定番光学式マウス「MX518Optical Gaming Mouse」の後継にあたる製品で8月12日に発売されたばかりだ。
解像度はMX518の400~1800dpiから、400~3600dpiにアップ。かぶせ持ち派に適した、やや大型のボディ形状はそのままに、MX518から軽量化。やや好みが分かれやすい製品なのも確かだが、価格もお手頃で比較的買いやすいゲーミングマウスである。

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