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T教授の「戦略的衝動買い」 第152回

iPadだけで一泊出張するためにウルトラ小型のWi-Fiルーター

2011年07月08日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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 「リアルポータブルWi-Fi ルータ」は、こんなに小さくても“ルーター”、“アクセスポイント”、“有線LAN→無線LANのコンバーター”として使える、1台3役のウルトラ便利ルーターだ。筆者は、2番目の機能であるアクセスポイントモードを利用して、ホテル客室の有線LAN(RJ45ポート)をWi-Fi無線LANに変換して利用している。

同じ世界標準のWPS機能が搭載されているほかのネットワーク機器と、簡単に接続するためのWPSスイッチも用意されている

4つのLED表示で駆動状況を簡単にモニターできる。写真はワイヤレス機能がオンになっている状態だ

 本体に付属のUSBバスパワーケーブルとLANケーブルは、ケーブルが硬く個人的に好みではなかったので、普段から使っている極めてフレキシブルな2本のケーブルを使用している。

筆者は、付属のケーブルではなく、軟らかい構造の細いケーブルを愛用している

 LANケーブルで、リアルポータブルWi-Fi ルータの“Internet”と記されたRJ45ポートから、客室に用意された壁面のRJ45ポートに接続する。次にUSBケーブルで本体のMicroUSBポートとACコンセントを接続する。作業はたったの1分だ。後はiPad側で“ネットワーク設定”を終えれば、客室の無料有線LANを利用したWi-Fiインターネットアクセスが実現だ。

ホテル客室壁面のイーサネットポートにRJ45ケーブルを挿入し……

ケーブルの反対側の終端は、リアルポータブルWi-Fi ルータのInternetと書かれたポートに接続する

iPadの場合だと、電源を供給できるUSBポートがないので、電源供給を受けるために、近くのACコンセントからUSBケーブルを接続する

 ケーブルレスの無線LANなので、居場所に制限されることなくベッドに寝転んで、3Gキャリアより遙かに高速のインターネットアクセスをエンジョイできる。リアルポータブルWi-Fi ルータは、Wi-Fi機能を搭載したiPadやiPad 2、続々と登場が期待されるAndroidタブレットのベスト・コンパニオンだ。

Eye-Fi SDカードを使用しているデジカメなら、リアルポータブルWi-Fi ルータを介して撮影したばかりの写真もMyクラウドに同時にアップロード可能だ

■Amazon.co.jpで購入

T教授

今回の衝動買い

アイテム:プラネックスコミュニケーションズ「リアルポータブルWi-Fi ルータ
価格:3480円(ビックカメラ有楽町店にて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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