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COMPUTEX TAIPEI 2011レポ 第17回

日本でも欲しい! 会場で見かけた新PC&タブレット

2011年06月03日 03時44分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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MSI「Windpad 100A」「Windpad 120W」

MSIの「Windpad 120W」。インテルのネットブック向け次世代プラットフォーム「Cedar Trail」をいち早く搭載する

 MSIブースでは、ほぼまったく同じフォームファクターながら、Tegra 2+Android 3.0搭載の「Windpad 100A」と、次世代Atomプラットフォーム(Cedar Trail)+Windows 7搭載のタブレット「Windpad 120W」を出展していた。Windows 7搭載タブレットには、AMDのFusion APU(Brazos)を採用する「Windpad 110W」もラインナップされている。CPUが違うので、マザーボードも当然異なるはずだが、それ以外のコンポーネントを徹底して流用することで、安価にタブレット製品のバリエーションを広げられるという好例だろう。

東芝「WT110」

 Atom系のタブレットとしては、インテルブースに東芝の「WT110」という未発表のWindowsタブレットが展示されていた。2画面モバイルノート「libretto W100」に搭載されていたのと同様の、左右分割式のソフトウェアキーボード(写真右上)を搭載しているようだ。

東芝の未発表タブレット「WT110」。独自のソフトウェアキーボードを搭載するもよう

裸眼立体ディスプレー ASUSTeK「Eee Pad MeMO 3D」
Shuttle「V07CN01」

 製品ではなくコンセプトモデルだが、裸眼式の3Dディスプレーを搭載するタブレットの試作機が、ASUSTeKとShuttleのブースで展示されていた。ASUSTeKのものは「Eee Pad MeMO 3D」という名称がつけられており、7インチの裸眼立体視対応ディスプレー搭載、CPUはクアルコムのMSM8260採用など、製品化も間近かと思われる。

ASUSTeKの3D表示対応タブレット「Eee Pad MeMO 3D」。7インチのIPS液晶パネルで画質も良好に見えた

Shuttleの「V07CN01」。Tegra 2と7インチ(800×480ドット)ディスプレー搭載以外の詳細は不明

 Shuttleの方はV07CN01という名称の付いた試作品で、7インチのディスプレーとTegra 2を搭載するもようだ。残念ながら、両機種とも透明ケースの中に入れられていたため、手に取って3D表示をじっくり確認することはできなかった。

COMPUTEX TAIPEI 2011レポート第2回でも紹介した、View Sonic社のデュアルOSタブレット「Viewpad 10Pro」。左のWindows 7状態で、画面上の切り替えアイコンをダブルクリックすると、Androidに切り替わる。両OSの切り替え技術はBlue Stacks社の技術によるもの

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