ドコモマーケットは
スマホをより楽しむためのポータルサイト
ドコモではテストに「GALAXY S SC-02B」を用いた。ドコモ端末からAndroidマーケットにアクセスすると、ドコモのオススメアプリを紹介するコーナーなどは用意されていない。
他社がオススメアプリを紹介する位置にあるのが「マイアプリ」。これ自体はAndroidマーケットの標準機能で、アプリの更新やアンインストールなどが行なえる。なお「マイアプリ」はauやソフトバンクの端末でも、「メニュー」ボタンを押してアクセスが可能である。
有料アプリの購入方法は、クレジットカードと「DOCOMOのアカウント請求」が選べる。後者がドコモの通話や通信料金と一緒に支払う方法だ。spモードの「コンテンツ決済サービス」機能を利用するので、spモードへの加入が必須である。購入時にはspモードのパスワードを入力すればいいだけなので、手軽に利用できる。
ドコモが用意するアプリストアの「ドコモマーケット」は、Androidマーケットとは内容が大きく異なる。これは実際にはウェブサイトで、アプリの紹介やリンクだけでなく、ニュースや動画配信、コラムといったコンテンツが集まっている。
どちらかと言えば、ドコモのスマートフォンユーザーへのポータルサイトといった位置付けで、またアプリの探し方を楽しく紹介するといったページもあり、スマホ初心者が見ると役立ちそうだ。
アプリを直接探すならトップページの下にある「コンテンツ一覧」から。カテゴリ分けされており、アプリ以外にもウェブサイトへのリンク、ブラウザー上で遊べるFlashのゲームなどがある。逆にアプリだけを探すつもりでいると、これらのコンテンツは邪魔に感じるかもしれない。ランキングのような人気アプリを探す機能は特にないが、各カテゴリで紹介している数はそれほど多くないので、探しづらくはない
ドコモマーケットのアプリの多くはAndroidマーケットで配信されているもので、実質的にリンク集と変わらない。ただし一部はAndroidマーケットを通さないゲームなどもあり、コンテンツ決済サービスを使って直接購入してアプリをダウンロードする。
実際にはゲーム提供元のウェブサイトにアクセスしているだけなので、auやソフトバンクユーザーでも同じアプリは購入できるのだが、今後ドコモ向けのオリジナルアプリも増えてくる可能性はある。
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