このページの本文へ

ウェブベースで独自の決済方式に対応する

サイバーエージェント、AmebaでAndroidアプリストア開始

2011年07月12日 18時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サイバーエージェントが運営する「Ameba」が、Android向けの独自アプリストア「Ameba AppMarket」をスタートした。独自の決済方法の採用とストアがウェブベースで構築されているのが特徴的で、国内の主要コンテンツプロバイダーが提供するアプリ/ゲームを中心に、当初は約200本、年内に1000本を掲載予定である。

PC向けとAndroid向けの両サイトが用意されており、アプリを探すことができる

 Ameba会員の6割が女性ということで、女性向けアプリにも力を入れている。サイバーエージェントが開発した女性向け写真共有「girls pic」を始め、同社が現在力を入れているソーシャルゲームアプリなども随時公開していく。

Amebaオススメアプリのほか、有料/無料に分けられたランキングも用意されている

 無料アプリだけではなく、有料アプリ/アプリ内課金/月額課金といった多様な課金方式に対応しており、決済にはプリペイド式のAmeba内の仮想通貨「アメゴールド」を利用する(月額課金についてはクレジットカードも可能)。今後は有料アプリ購入時のアメゴールド還元やAmeba AppMarket限定のセールなどのキャンペーンも予定されている。

カテゴリ別ページももちろんあり。個人的にオススメなのがこの「くるくるベジタブル」。野菜を育てて、引き抜くだけなのだが、クセになるなにかがある

 Android向けの独自アプリストアは、キャリアを始めとして多様な企業が参入しているが、決済方法やアプリのダウンロード元については各社バラツキがあり、実際にアプリをダウンロードする際や決済についてはGoogleが運営するAndroidマーケットに誘導されるケースも少なくない。

 Ameba AppMarketでは、アプリのダウンロード元も決済方法も独自に構築することで、会員数1500万人を超えるAmebaの強味を活かしたサービスを展開していくとのことだ。なお、Androidマーケットからのダウンロードではないため、アプリのインストールには設定から[アプリケーション]→[提供元不明のアプリ]をオンにする必要がある。


カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン