ノートにも標準搭載されるようになってきた、内蔵ウェブカメラだが、何に使えばいいか分からない。そんなユーザーでも手軽に使え、実用性の高いのが顔認識を利用したログイン機能だ。ここではIdeaシリーズに標準搭載されている「Lenovo VeriFace 4.0」について紹介する。
内蔵ウェブカメラを有効利用できる
顔認証ソフト「Lenovo VeriFace 4.0」
「Lenovo G560e」(105052J)をはじめ、最近のノートPCの多くはディスプレー上部に有効画素数30万画素のウェブカメラを搭載している。この手のカメラの使い道として、一般的には「Skype」などを利用したビデオチャットが挙げられる。また、コンシューマー向けとしては、ビデオ映像にエフェクトを加える遊びも提案されている。
Lenovo G560eの場合は、ビデオチャットソフト「Cyberlink YouCam 3.0」がプリインストールされており、「Windows Live Messenger」や、Skypeなどのユーザーと楽しくビデオチャットやメッセージのやり取りを行なえる。
とはいえ、カメラをビデオチャットだけに使うのはもったいない。もっと有効に、またもっとビジネスで活用したいというユーザーにぜひ試してほしい機能が、顔認証ソフト「Lenovo VeriFace 4.0」(以下、VeriFace)を利用したログインシステムだ。以前のモデルでは、顔登録をしていなくともログイン画面に表示されていたが、Lenovo G560eにおいては標準では表示されない設定となっている。
VeriFaceを利用した顔認証のメリットは、Windowsのログインパスワードの入力を省略でき、同時にセキュリティを高められる点だ。誕生日や同じ数字の羅列など安易なパスワードを設定するという状況を避けられるうえ、複雑なパスワードの登録や定期的なパスワード変更を業務上義務付けられている場合でも、カメラの前に座るだけでよくなる。
家庭でLenovo G560eを利用する場合であれば、例えば子供やお年寄り、初心者ユーザーなどがパスワードを忘れてしまってログインできないというトラブルを減らせる。また、顔写真を用意してカメラにかざして回避しようと考える人がいるかもしれないが、キチンとはじいてくれるので安心なのだ。
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