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ハイエンドXeonはさらにパフォーマンスアップ!

TDP 20Wから20スレッド対応まで!Xeon E7/E3ファミリ登場

2011年04月07日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月6日、インテルは最大で10コア(20スレッド)/8ソケットに対応する基幹業務向けプロセッサー「Xeon E7ファミリ」18種、エントリーサーバー/ワークステーション向けプロセッサー「Xeon E3ファミリ」11種類を発表した。

 Xeon E7ファミリは、2010年3月末に発表された「Xeon 7500番台」の後継となる、ハイエンドプロセッサー。プロセスルールは45nmから32nmとなり、処理能力が最大40%向上するほか、コア数も増加。

 Xeon 7500番台の最上位モデル「Xeon X7560」は2.26GHzで8コア(16スレッド)だったが、今回の最上位モデル「Xeon E7-8870」は、2.4GHzで10コア(20スレッド)となった。8ソケット構成時には、合計で160スレッド(Xeon X7560は合計128スレッド)。サードパーティー製チップセット利用時などは256ソケットまで可能で、この際には合計5120スレッド(同4096スレッド)にもなる。

最近のXeonプロセッサー(一部)
発売時期ローエンドミドルレンジハイエンド
2009年3月Xeon 3500番台
(Nehalem-WS)
Xeon 5500番台
(Nehalem-EP)
-
2010年3月Xeon 3600番台
(Westmere-WS)
Xeon 5600番台
(Westmere-EP)
Xeon 7500番台
(Nehalem-EX)
2011年4月Xeon E3ファミリ
(Sandy Bridge-DT)
-Xeon E7ファミリ
(Westmere-EX)

 Xeon E7ファミリのコードネームは「Westmere-EX」で、2010年3月発表「Xeon 5600番台(コードネーム「Westmere-EP」)と同じ世代。Xeon 7500番台が持つ信頼性/可用性/保守性向上の機能に加え、Xeon 5600番台で追加された、

  1. AES暗号処理をハードウェアで行なう命令セット「AES-NI」
  2. セキュリティー機能「Intel TXT」

も搭載する。

 なお、Xeon 7500番台は4ソケット以上のシステム向けの製品であったが、Xeon E7ファミリは8ソケット用(E7-8800番台)、4ソケット用(E7-4800番台)、2ソケット用(E7-2800番台)が用意される。そのため、動作周波数などのスペックは同様だが、対応ソケット数が異なるモデルが存在する。

Xeon E7ファミリのラインナップ

 一方のXeon E3ファミリは、2011年初頭に発表されたデスクトップ/ノートPC用プロセッサー「Core i(コードネーム「Sandy Bridge」)」ベースの製品。前世代製品に比べ最大30%の性能向上を実現するほか、同様のアプリケーションをデスクトップPC上で稼働した場合に比べ、さらに高い処理速度や信頼性を提供するという。

 Xeon E3ファミリでは、マイクロサーバー向け製品として「E3-1260L」と「E3-1220L」を用意する。E3-1260Lは、2.40GHz、4コア(8スレッド)でTDPが45W、E3-1220Lは2.20GHz、2コア(4スレッド)でTDPが20Wとなる。省電力で有名なAtomプロセッサーの最上位モデル「D525」のTDPが13Wであり、Xeonでありながら20Wというのは、かなりの省電力といえる。

省電力版XeonとAtomの比較
製品名周波数キャッシュコア数/
スレッド数
Hyper
Threading
Turbo
Boost
TDP価格
Xeon E3-1260L2.40GHz8MB4/8対応対応45W2万4050円
Xeon E3-1220L2.20GHz3MB2/420W1万5460円
Atom D5251.80GHz1MB2/4非対応13W63ドル

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