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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第41回

「Make Tokyo Meeting 06」お待たせレポート

もうライブで使えるレベル――DIY楽器がますます進化

2010年12月18日 12時00分更新

文● 四本淑三

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あの楽器Wolf Ver./Wolf 64さん

盛田 次は「あの楽器」ですね。Innocenceって曲のPVで初音ミクが弾いてる楽器って設定で、タッチパネルでマトリクス状に並んだ音階を演奏する未来の楽器……というコンセプトなんですけど。

ニコニコ動画ファンはご存知「あの楽器」。ドレミの音階がマトリクス状態に並ぶ

四本 フィクションを実体化したという意味では、「ホームセンターてんこ」のギターに近いかも知れないですな。ニコニコ技術部あたりが「あの楽器」は出してたけど、Wolf 64さんバージョンの新しいところは?

盛田 PCにつながなくてもいいってことですね。中にArduino(マイコン)が仕込んであって、バッテリーで5時間動く。あとMIDI出力もできるようになって、音色もタッチパネルで変えられるようになっていて。


四本 「あの楽器」もずいぶん実用的になってきたなあ。でっかいカオシレーター(関連記事)としていけそうじゃないですか。

盛田 あ、まさにそんな感じです。ショルダーキーボードみたいに肩から下げられるし、タッチパネル面もきらきらしてますしね。


Delay Tama/无名(ウーミン)さん

盛田 次は変わり種の「Delay Tama」(ディレイタマ)です。この方、平沢進さんの「レーザーハープ」なんかも作られているんですが、これが一番ヘンで面白かったですね。

ディレイタマ

四本 これは、「オタマトーン」(明和電機の楽器)の改造モノ?

盛田 そうです。で、「俺のオタマトーンが出家した」ってコピーでして。オタマトーンでパソコン側の「ディレイラマ」をコントロールしてるんです。

四本 ディレイラマ! 「あーいーおー」と鳴るVSTiのフォルマントシンセサイザーですね。じゃ、これはオタマトーン専用のフィジカルインターフェイスということですか?

盛田 ですね。オタマトーンのリボンコントローラーで音程、頬のところで声が変わります。これもやっぱりArduinoで、パソコンと接続してるそうです。

四本 おもしろーい! 子どもが喜びそう。これはアイデア賞ですな。


(次のページに続く)

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