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世界最高峰のモータースポーツを見てきた!

電アスレース部、初めてのF1観戦に大興奮!

2010年10月14日 18時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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耳をつんざくエキゾーストにただただ感動!

 座席について、豚串を買い(牛串が売り切れてた……)、レーススタートを待つばかり。選手達のパレードランを挟み、いよいよスタート前進行が始まった。まだウェービング走行なのでエンジンの回転数も控えめだが、これまで聞いたことがないような甲高いエキゾースト! テレビで見るのと全然違う迫力に、我々はポカーン。サーキットは慣れているので耳栓なんか必要ない! と強がったものの、このエキゾーストを聞いて「やっぱ買っておけばよかったかも」と弱気になってしまった。

これが筆者たちが観戦していた逆バンク付近。かなり遠いが、1コーナーからS字までが見渡せて、かなり満足度の高い席だった

 いよいよレーススタートである。ローリングスタートのSUPER GTと違って、グリッドスタートなのがF1の特徴だ。残念ながらグリッドは見えなかったが、ホームストレート方面から大きなエンジン音が聞こえて、スタートしたことがわかった。なお、レース中の写真が一切ないのは大人の事情ゆえ、察していただきたい。

 レース自体はいきなり最初の1コーナーから大クラッシュがあり、ペースカーが入って波乱の様相を見せた。その後もマシントラブルなどで続々と消えていき、24台いたF1マシンがチェッカーを受けるまでに16台にまで減っていた。こんな荒れたレース展開の中、日本人ドライバーの小林選手、山本選手が快走を見せ、両者とも見事完走を果たした。

大型ビジョンに映し出される順位を見ながら、バトルの行方を探る。小林選手は一時期はハミルトン選手を抑えながら走ったり、ピットインで順位を落とすもオーバーテイクし、見事7位入賞という活躍を見せた。また、山本選手もその粘り強い走りで完走を果たし、日本人ドライバーの存在感をアピールした

コースオフィシャルの人たちが、最後に観客席に向かって挨拶をしに来てくれた! 会場一体となって成功させたF1日本GPにただひたすら感動。彼らの存在があるからこそ、ドライバーたちも安心してレースができ、我々ファンも快適に観戦できるのだ

 こうして初めてのF1観戦が終わった。何から何まで迫力があり「ハコ車もいいけどフォーミュラも楽しいな」と思い知らされた1日であった。今後はF1のレースも追いかけると共に、このテンションのまま「F1 2010」で遊ぶ! もちろん、F1ドライバーを目指すことも忘れてはいない。カートにドライビングレッスンにと電アスレース部で参加して、少しでもモータースポーツを盛り上げられれば幸いだ。

レースは終わったが、食欲は終わらない! レース終了後もたくさんの人が飲食ブースに訪れていた

さすがに帰りは混雑がMAX! バスに乗るまでに舞浜の某テーマパークばりの行列を経験させられた。また白子駅でも特急が満席だったり、通常の急行も激混みで、余裕を持って帰りの新幹線の切符を買ったのに、名古屋に着いたのは出発ギリギリになってしまった。来年、観戦を考えている人はかなり余裕を持ってスケジュールを立てよう!

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