レジェンドドライバーが六本木に!
超豪華ゲストを迎えた「F1 2010」完成披露会
これまで何度か電アスレース部としても取り上げてきた、究極のF1ゲーム「F1 2010TM」がついに完成。その発表会が9月29日、六本木の「F1 PIT STOP CAFETM」で盛大に行なわれた。
電アスレース部のマネージャー、増田さんは元々コードマスターズの広報なので、この日は本業で大忙し。なので、筆者、佐久間、小西の3人で最前列を陣取り、発表会が始まるのを待った。なお、ゲームそのものについては、電撃オンラインを見てほしい。
この日のゲストはレースファンなら垂涎モノの4人! 70年代のF1にスポット参戦した高橋国光氏、80年代に初めての日本人フルエントリードライバーとして活躍した中嶋悟氏、90年代にカミカゼ・ウキョウの異名をとった片山右京氏、そしてF1ファンには「川井ちゃん」のニックネームでお馴染みのモータージャーナリスト川井一仁氏だ。とくに、高橋国光氏は「TEAM KUNIMITSU」、中島悟氏は「NAKAJIMA RACING」としてSUPER GTにも参戦しているので、ミクポルシェを応援しに行っている人なら、サーキットで見かけたことがあるかもしれない。そして、司会はピエール北川氏という、ロイヤルストレートフラッシュな布陣でイベントが始まった。
発表会はまず、片山氏、川井氏の両人が揃ったところで、コードマスターズのマーケティング部部長、浅海さんが登場し、ゲームの概要を解説した。そのあと、片山氏によるデモンストレーションランが行なわれた。ステアリングを握った片山氏はもはや片山選手へとジョブチェンジし、「汗びっしょりになるくらい熱くなれる。あの頃を思い出してムキになってしまう。画像が綺麗なのも素晴らしいけど、挙動だとかマシンの個体差だとかチームが使っているシミュレーターに近い。家にあったら外に出ずにやっちゃいそう」とコメント。表情はすっかりカミカゼ・ウキョウに戻っていた。
デモンストレーションのあと、ついに高橋国光氏、中嶋悟氏が登場し、会場はさらに盛り上がる。F1の思い出話に花が咲き、来週に迫ったF1 日本GPの舞台である鈴鹿サーキットの魅力を聞かれ「ひとつのコーナーを大事にしていかないとタイムが刻めない」(高橋)、「東コースは楽しいけど、西コースはあんまりTVに映らないからね……」(中嶋)と語った。
発表会の会場にはTwitterで選ばれた一般のお客さんも来ていたのだが、その中の3人と片山選手が対戦するコーナーも用意された。負けず嫌いな片山選手はブッチギリでレースをリードするが、川井氏から「空気呼んでドーナツターンでもしてください」と言われ、ターンを披露するも失敗。グラベルに突っ込んだだけになってしまい、このスキをついてお客さんのひとりが片山選手をパス、挽回しようと必死に追うカミカゼ・ウキョウだったが、残念ながら追いつくことができず、まさかの敗北を喫してしまう。「まさか右京さんに勝てるなんて」とお客さんも満足気だった。
大盛り上がりのまま、発表会は終了。最後にゲストの4人から「F1 2010」についてのメッセージが寄せられた。
「多くの方に遊んでいただき、モータースポーツに親しんでもらえれば」(高橋)
「普段ゲームしないので、今やったら子供たちにバカにされるので、こっそり練習してから遊びたい。特に右京には負けたくない」(中嶋)
「ステアリングからの反応とか、本当に細かい部分までリアルです。最初はマイナーなチームから始めてチャンピオンを目指すのも面白いでしょう。ドライバーの苦労がわかるはず」(片山)
「熱くなりすぎて汗をかいてしまうゲームです。右京さんがさっきTシャツを買い換えたくらいですから。冬の間はジムに行くのが面倒なので、このゲームで汗をかこうかと思います」(川井)
ゲームの発売は10月7日(木)。F1 日本GP直前だ。このゲームで予習してから鈴鹿サーキットに向かおう! 電アスレース部としても、10月10日の決勝日は観戦に行く予定だ。
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