ツイッター見てくれた人は割引します! 結果は……(17日)
13~15日の3日間、同人誌即売会・コミックマーケットが開催された(関連記事)。イベント開催中、ツイッターは「なのは完売!」「ATMが空になった~」といった情報交換や、知り合いとの連絡に広く使われていた。
その中で、あるサークルが同人誌の「ツイッター割引」(ツイ割)を実施。内容は「合い言葉を言うだけで100円割引、または特製のオリジナルガムをプレゼント」というものだった。だが、実際に「ツイッター割引」の対象となったユーザーは4名だけだったという(詳細)。
企画を知った人からは、「いいアイデアだけど 混雑時は厳しそう」「コミケはモノが重要だから特典が魅力的ならRTされたかも」といった分析や、「この手の話は大成功!が多いので」と失敗談は非常に参考になるという声も多かった。
ツイ割を実施した担当者は、企画が小規模に終わったことについて「サークルとしての努力が足りなかった」とコメント。
コメントには、「ツイートでは自身のキャラクターを押し出し、サイトでは情報を押し出すという事に利点や相乗効果を感じています」など、同じように試行錯誤しているユーザーからのアドバイスが上がっていた。
黒執事の原作者がファンのモラル低下に苦言(17日)
17日、「違法動画+ダウンロード ダメ、ゼッタイ!」という訴えをつづけている、「黒執事」の原作者・枢やな氏のブログが、大きく話題になった。
ブログは、「海外動画サイトで全部探して見ました!」といった違法行為を、堂々と報告してくるファンからがあまりに多いことへの疑問からはじまる。1つの作品がどう作られているかを説明し、違法行為が関係者全員にどんな損失をもたらすか説明していた。
多くのユーザーは「価値に対して素直に対価払えないって異常だよな」「真のファンなら、ちゃんと原作者に還元してほしい」「違法コピーがどうこうではなく、罪悪感の欠片も持たないことに絶句。それがイケないことだと知らないんだろうか、その結果どうなるか想像できないんだろうか」と賛同。
だがその一方で、「テレビで見る=タダという認識。タダ=テレビ=動画サイトという感じで悪いどころか、録画で見ていることの延長っていう感覚なんじゃないのか」「コピーできるものを物々交換の進化形である貨幣経済に乗せるのは無理があるような」と、現在の流れを変えるのは難しいという意見も多数上がっていた。

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