4月13日、NECはワークステーション「SEGUENTE(セグエンテ)Express5800/50シリーズ」において、本体サイズの省スペース化を実現したスリムタワー「Express5800/53La」を発表した。
「Express5800/53La」は、先に登場した「Express5800/53Xf」に比べ、本体サイズが幅93×奥行き387×高さ387mmと22%コンパクトになったスリムタワーワークステーション。
ラインナップは、メモリコントローラをCPUコア内に内蔵する「Core i5 660(3.33GHz)」と、「Pentium G6950(2.80GHz)」を搭載する2モデル。また、組み込み機器向けOSであるWindows Embedded OS(Windows XP/7 Professional for Embedded Systems)搭載モデルも用意される(5月下旬出荷開始予定)。さらに、従来1年から1年半としてきた出荷期間を3年間に延長し、2013年3月までの長期供給を保証するとしている。その他の仕様は以下の通り。
製品名 | 構成 | 希望小売価格 | 出荷時期 |
Express5800/53La | Core i5 660(3.33GHz)、4GBメモリ、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、Quadro NVS290、Windows7 Professional | 33万6500円 | 4月20日 |
Pentium G6950(2.80GHz)、2GBメモリ、160GB HDD、DVD-ROM、オンボードVGA、Windows7 Professional | 19万500円 |
同社では、本製品はスーパーや外食など多店舗展開を行なう店舗端末や、娯楽施設における大型ゲーム機への組み込み装置における、省スペース化へのニーズに対応したモデルだとしている。
