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NEC、Windows Storage搭載NASを2製品発表

iStorage NS480はXeon 5500番台で性能5割増し

2009年07月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NECは7月21日、NAS製品「iStorage NSシリーズ」において、2Uラックマウントサイズの「iStorage NS480」、省スペースタワー型モデル「iStorage NS28P」を発表した。両製品ともOSにWindows Storage Server 2003 R2 Service Pack 2を採用しており、出荷予定は7月31日となっている。

 iStorage NS480は、最大6TB(1TB SATA HDD×6)の搭載が可能なミドルエンドモデル。Xeon E5520(2.26GHz)の採用などによりファイルサーバとしての処理性能を従来機(iStorage NS470)から約50%向上させたという。併せて高効率電源などの省エネ技術も採用しており、従来比で待機時約40%、動作時約25%の省電力化を実現する。

2Uラックマウントサイズで最大6TBのHDDを内蔵可能な「iStorage NS480」

 価格は、Xeon E5520×1、2GBメモリ、146.5GB SAS HDD×2(RAID1)搭載の「NF8100-171」が64万8000円から。また、Xeon E5520×1、2GBメモリ、6TB HDD(RAID5)搭載の「NF8100-172」が89万8000円からとなる。

幅93mmのスリム筐体を採用する「iStorage NS28P」

 iStorage NS28Pは、Pentium E2160(1.8GHz)、512MB(最大4GB)搭載のローエンドモデル。500GB SATA HDD×2(RAID1)搭載の「8100-166」(24万8000円から)、1TB SATA HDD×2(RAID1)搭載の「NF8100-167」(34万8000円から)などに加え、PCリカバリパック「NPF8100-166P01」を用意する。

 PCリカバリパックでは、クライアントPCのシステムとデータ領域を丸ごとバックアップ/リカバリが可能なソフトウェア「Symantec Backup Exec System Recovery 8.5 Desktop Edition(5ライセンス)」を同梱。これにより、クライアントPCに障害が発生してもすばやい復旧が可能となる。価格は500GB SATA HDD×2(RAID1)を搭載して、27万8000円から。

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