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アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー 第5回

ありがとう、鷲宮! ありがとう、らき☆すた!

愛と涙と笑い、そして萌えと共に! 鷲宮町卒業式に参加!

2010年03月25日 21時00分更新

文● 小野坂怜

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涙は保留だ!
大いに盛り上がったのど自慢大会

 取材を続けているうちに、本部よりのど自慢大会参加者への集合アナウンスが聞こえてた。覗きに行ってみると、いましたよ、のどが自慢の勇者たちが。打ち合わせでは、読み上げる名前と歌う曲の登録をするほか、デュエットやマイクスタンドの使用の可否を決めていた。

 それが落ち着くと、司会を担当する少しメタボなショッカーが登場。漫談のような雑談を繰り広げて、出演者の緊張を和らげる小粋なパフォーマンスを披露した。

打ち合わせ後、改めて進行を確認するショッカー。そのマスクの下に隠れた真剣なまなざしは、カッコよすぎです

出演者の控え室なのだが、イベント自体が屋外なので、もちろんこちらも屋外。予定では10名だったが、最終的には20名の出演者が集まった

 ショッカーの前説が始まると、そのトークと風貌に会場のテンションはアップ! そんな高まった雰囲気をバックにのど自慢大会が開始! J-POPや演歌があるなか、ここは鷲宮町ということで、「らき☆すた」関連の曲や「ふわふわ時間」、「Super Driver」などアニソンも多くチョイスされていた。特に、「恋のミノル伝説」は大盛り上がりだった。そして、飛び入りを挟んだあと、出演者と会場の人を巻き込み「もってけ! セーラー服」を大合唱。興奮冷めないまま、大成功のうちに閉幕となった。

なんと「憧れのハワイ航路」をハーモニカで熱唱するという、前代未聞のパフォーマンスも飛び出した

飛び入りは、お父さんと一緒に登場した女の子。しかもハルヒコスをしている! これは英才教育のたまものか……。ちなみに、歌ったのは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

最後は出演者と観覧者、入り乱れての「もってけ! セーラー服」。仕事じゃなかったら、飛び込んでいたのに……

「もってけ!セーラー服」が終わったあと、表彰式が執り行われ、エントリーNo.19の「おおさわ ゆうや」さんが尾崎豊の「I LOVE YOU」で優勝した。コメントでは、「なんか普通の歌で優勝してしまって、ごめんなさい」と会場を沸かしていた

意外や意外? 抽選会の応募数は住民が上?

 続いては、「町民向け」と「らき☆すたファン向け」のふたつに別れた大抽選会。スタートにさきがけ、本部からの「私たちもびっくりしたんですが、ファン向けより町民向けの方が応募数は上なんです」とのコメントが。これには会場からも「え~~~!!」という、驚きの声が上がった。

 そんな雰囲気の中、またも壇上にはショッカー。そして、ケロロ軍曹の2人が司会進行となり、抽選を実施していく。せんべいやお米など、前座とも言える賞は終わりを告げ、みんなが欲しがっている「特賞 ディズニーペアチケット」の番となった。期待と緊張が膨らむなか、その栄冠を手にしたのは、小学生ぐらいの男の子であった!

こちらが今回の賞品一覧。どちらも特賞はのどから手が出るほど欲しい逸品だ

町民向けの特賞を手に入れた幸運な少年。この年で、しかもペアでディズニーなんて、将来はリア充確定だ!

 そして、ある意味本番と言えるファン向けの抽選がスタート!「交通安全 らき☆すた うちわ」は非売品、「記念コイン 特別バージョン」は通常は金色のコインが銀色に輝くなど、どの賞品が当たってもうれしいラインナップになっているが、特賞の抽選が終了したあと、また本部よりアナウンスが入った。なんと、記念コインにらき☆すた原作者である美水かがみ先生の直筆サインとキャラクターが入った、スペシャルバージョンが追加で3名ぶんあるとのこと! これには、会場のテンションが爆発。このイベントも、素晴らしい雰囲気のまま終了となった。

特賞の「ミニ絵馬石碑」を手に入れ、掲げる当選者。石碑なだけあって、結構重そうだった

直筆サイン&キャラクターを一番最初に手に入れた人は、好きなキャラを選べるという特権も与えられた。用意されたのは「泉こなた」「柊かがみ」「柊つかさ」

(次ページへ続く)

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