アニメファンならぜひ行きたい！聖地巡礼ツアー 第5回

ありがとう、鷲宮！　ありがとう、らき☆すた！

愛と涙と笑い、そして萌えと共に！　鷲宮町卒業式に参加！

ついに本番！　鷲宮町卒業式

　14時をまわり、日も少し傾いてきたところで、スーツを来た職員の方が壇上に登場。さすがに、卒業式の司会はショッカーではなかった。

　通常、学生が経験する卒業式と同じように「開式のことば」→「国歌斉唱」→「校歌斉唱」と進行していくのだが、さすがは鷲宮町。さまざまなところで笑いが盛り込まれていた。

国歌斉唱では、一般の方が壇上で歌っていた。しかも、ちょっとレベルが違うくらい上手だった

こちら、実は「校歌斉唱」と称して「鷲宮町商工会青年部」の方々が披露した「もってけ！　セーラー服」のチアダンス

卒業式といえば、外せないのが「卒業証書授与」。斉藤会長もこの年で卒業証書を受け取るとは思ってもなかっただろうなぁ

「送る言葉」では、鷲宮町とファンの関係性をまとめてあり、鷲宮町が企画したイベントの歴史紹介ともなっていた

式次第が載っている表（左）と、送る言葉の全文が記載された裏（右）

鷲宮卒業式を終えて……

　卒業式といえば、涙なしには語れないエピソードがあるのが普通だ。しかし、今回鷲宮町が企画した鷲宮町卒業式は、涙だけでない笑いと感動を合わせた素晴らしいイベントだったと伝えたい。

　大阪や福島からはせ参じた猛者たちもいたが、連休最終日ということもあり、参加を断念したファンも多くいたことと思う。そんな卒業式以上に涙を流したファンのために、当日の雰囲気を少しでも伝えられれば、ライター冥利に尽きる。

　しかし、卒業式でもたびたび出てきていたが、鷲宮町という名前はなくなろうとも、そこに住む人々は変わらない。鷲宮神社が消えてなくなることもない。むしろ、この鷲宮町という歴史を伝えるため、より元町民の方々はこの環境を大切にしてくれると、卒業式に出席して強く感じたのだった。

■関連サイト

• 鷲宮商工会