コミケの締めは聖地巡礼&初詣で!
2010年も萌えろ! 鷲宮神社年越しカウントダウンレポ!
2010年01月03日 23時00分更新
コミケ会場から聖地へ直行!
埼玉県北葛飾郡鷲宮町にある鷲宮神社は、天穂日命とその子の武夷鳥命、および大己貴命を祭神とする関東最古の大社。その起源は古代に遡ることができ、中世以降は関東鎮護の神社として、東国の武家の崇敬を集めた歴史ある神社である。
一方で、この神社は全国のアニメファンにとって特別な意味を持つ場所であることでも有名だ。『らき☆すた』に登場する柊かがみ・つかさ姉妹の住む神社(劇中では鷹宮神社となっている)のモデルとなり、多くのファンが押し寄せる「聖地」であるとともに、地元の商工会が地域振興のため『らき☆すた』関連のイベントやオリジナル商品の販売を手がけて注目を集めている。その賑わいは、ASCII.jpはもちろん、多くのマスメディアを通じて報じられていることから、この神社の名を知っている人は多いだろう。
今回は、年越しを迎える「聖地」鷲宮神社の大晦日から元日にかけての様子をレポートする。なお、写真はブレているものが多いが、それは凍りつくような寒さでどうしても手がブルブルと震えてしまうため。当日の冷え込みをご想像いただきつつ、何卒ご容赦のほどを。
ガクブルな中、鷲宮神社までを歩く!
筆者が鷲宮に到着したのは、大晦日の午後9時過ぎ。町役場前に用意された臨時駐車場は、すでに半分ほどが埋まっている状態だった。全体の3割ほどが痛車で、ナンバープレートを見ると関東近県がいちばん多かったが、中には福島や京都、北九州といった遠方から参拝に来たクルマも見かけることができた。
また、今年は大晦日開催となった「コミックマーケット77」と鷲宮神社初詣、それに初日の出を組み合わせたツアーも行なわれていて、駐車場の一角ではツアーバスが静かに参加者の帰りを待っていた。
臨時駐車場から鷲宮神社までの約1kmは徒歩での移動となる。大晦日の夜、静かに年越しを迎える街の中を、寒さに背を丸めながら歩いていく。周りは住宅街といった感じだが、街路灯や電柱には『らき☆すた』の小旗が掲げられ、閉店こそしているものの、道路沿いの商店のショーウインドウには『らき☆すた』をモチーフにした商品が並べられていて、移動中もまったく飽きることはない。
神社まで残り200mのところで通行規制が行なわれていたが、聞いたところによると正月三が日の最も混みあう時間帯には、このあたりまで参拝待ちの列が伸びるということだった。
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