小型・軽量モデル「HDR-CX370V/XR350V」
幅52×奥行き125×高さ64mm、重量370g(バッテリー込み)という小型・軽量モデルの「HDR-CX370V」(予想実売価格11万円前後)と、HDD内蔵で幅59×奥行き125×高さ67mm、重量440g(バッテリー込み)というサイズを実現した「HDR-XR350V」(同12万円前後)は、530万画素相当のExmor R CMOSセンサーを採用する。
CX550V/XR550Vと同様に29.8mm(35mm換算)の広角動画撮影に対応。新しいアクティブモードによりズーム時の手ブレが低減される。最大24Mbpsでの記録が可能で、iAutoやゴルフショット機能も搭載。なお、ズームは光学12倍(デジタル160倍)となっている。
CX370Vは64GBのメモリーを内蔵し、最大で約26時間35分の記録が可能。XR350Vは160GBのHDDを内蔵し、約67時間10分の記録が可能だ。ディスプレーはどちらも2.7型「クリアフォト液晶」パネルを採用する。
発売日はともに2月19日となる。
10万円以下で買える「HDR-CX170/XR150」
エントリーモデルとなる「HDR-CX170」(予想実売価格6万5000円前後)と「HDR-XR150」(同8万円前後)は、270万画素相当のExmor R CMOSセンサーを採用。CX170は4色(シルバー、ブラック、レッド、ブルー)のボディカラーを用意する。
上位機種と比較して、手ブレ補正は電子式のみで、iAuto機能はあるが歩行の揺れには対応しないなどが異なる。一方でズームは光学25倍(デジタル300倍)までに対応する。
CX170は32GBメモリーを内蔵し、最長約13時間20分の記録ができる。XR150は120GBのHDDを内蔵し、最長約50時間30分の記録が可能。ディスプレーはどちらも2.7型「クリアフォト液晶」パネルを採用する。
発売日はともに1月29日となる。
ソニーが低価格ビデオカメラを投入!!
同社はハンディカムブランドではない、新しいブランドのビデオカメラを2月5日に発売する。ブランド名は「bloggie」(ブロギー)。動画共有サイトなどにアップするための「ちょい撮り」を主眼に置いたカメラだ。
今回投入するのは、光学5倍ズーム搭載の「MHS-CM5」(予想実売価格3万円前後)と、3種類のカラーバリエーションを用意する「MHS-PM5K」(同2万7000円前後)の2機種。MHS-CM5はHDMI端子を装備しテレビなどに映像を出力できる。一方のMHS-PM5Kは360度の同時撮影が可能な特殊レンズが同梱され、本体に装着することでパノラマ動画が撮影できる。
どちらも本体にUSB端子を搭載し、パソコンのUSB端子に直接接続できる。パソコンと接続することでUSBによる充電が行なえるほか、bloggie本体メモリーに内蔵されているパソコン用動画管理ソフトウェア「PMB Portable」を起動してYouTubeやPicasaといったウェブサービスに画像をアップロードできる。
両機種ともに撮像素子は500万画素のCMOSセンサーで、フルHD(1920×1080ドット)での撮影が可能。なおフルHDでは30pでの記録になるが、1280×720ドットであれば60pでの記録もできる。静止画の撮影も可能だ。
記録媒体はメモリースティック DuoまたはSD/SDHCメモリーカードとなるが、MHS-PM5Kには4GBのメモリースティック Duoが付属する。