このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

まなめの「週刊Twitterなう!」 第22回

Twitterで「発言がRTされた数だけポテトを食う」が祭りに

2009年12月09日 16時00分更新

文● まなめ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

民主党・みんなの党が「ネット討論会」開催(4日)

 4日、民主党・藤末健三議員(@fujisue)と、みんなの党・浅尾慶一郎議員(@asao_keiichiro)が「永田町なう~twitter議員討論会」と称して、Twitter上での討論会を開催した。

民主党・藤末健三議員と、みんなの党・浅尾慶一郎議員がTwitter上で討論会を実施。ユーザーにも意見を求めながらの会となった

 話し合われたテーマは「Twitterを使ってみた感想」「事業仕分けについて」「電子政府の可能性」「税金の無駄遣いをネットを通じて日本でも監視する事は可能か」「記者クラブ問題について」「ネットと選挙について」といった、政治とインターネットを中心に、ユーザーの意見も取り入れながら、意見を交わした。

 ユーザーはハッシュタグ#nagatachonowを通して意見を挙げた。パブリックコメントに関する議論では「パブコメに答えたらポイントを付ける制度はどうか」「Twitterでパブコメの回答を募ったらどうか」「返信がないと出す気になれない」といった意見が次々と出て、藤末議員は「なかなかいい案が来ますね」と感心していた。

 全体を通して、「1時間真剣に取り組んでも、真剣な内容で責任もってポストするならこの程度の数しか返信できないというのがよくわかりました」「ネット上での議論はモデレーターがいないので不毛に終わるという気がしていたけど、この役割を代議士が果たせばいいのかもしれない」「いろいろ注文もあるでしょうが、この試みをしてくださった二人に拍手!」などの声があがった。

 討論会を終えて、藤末議員は「今回、意見をいただいたことを浅尾さんと一緒に実現しないとならないと責任を感じます。がんばります」とコメントし、浅尾議員は「次回も期待して下さい。ネット選挙とパブコメのご意見頂いたものの実現します」と述べ、第二回への意気込みを語った。


まなめ

1996年開設の老舗ニュースサイト「まなめはうす」、Twitterまとめブログ「さまざまなめりっと」管理人。本業はシステムエンジニアでもある。その経験を活かし、「笑ってダマされタメになる!きたみとまなめのIT用語集」(ITpro)も連載中。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン