光学ドライブのないネットブックやモバイルノートにWindows 7をインストールするなら、USBメモリーを利用しよう。最近のパソコンならUSBデバイスからの起動が可能だ。ただし、単にインストールディスクの中身をコピーしただけではダメ。起動可能にするために、特殊な作業が必要だ。今回は、Windows 7インストール用のUSBメモリーを作成する方法を紹介しよう。
フリーソフトを使って
ブータブルUSBメモリーを作成する
Windows 7のインストール用USBメモリーを作成するなら、フリーソフト「WinToFlash」(Novicorp作、Windows 7動作確認済み)を使うと簡単だ。
ダウンロードしたファイルを解凍し、ソフトを実行。あとはウィザードに従って、Windows 7のインストールDVDを入れたドライブとUSBメモリーのドライブを選択するだけだ。
作業途中で、「USBメモリー内のファイルを利用しているので閉じるように」とのメッセージが出ることがある。特にファイルを利用していないなら、別途エクスプローラーを開いて、USBメモリーをフォーマットすれば作業を進められる。
インストールDVDの容量は2.33GBなので、USBメモリーは4GBタイプを利用しよう。何度も繰り返し利用するなら、高速タイプだと作業が短時間で済む。

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