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最新ユーザー事例探求第3回

シングルチャネルのシンプルさを享受

成城大学のどこでも無線LANを実現したエクストリコム

2009年08月24日 09時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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世田谷の閑静な住宅地の一角に校舎を構える成城大学。同大学が構築した新校舎に、エクストリコムの無線LANが全面的に導入された。製品選定は、同社製品が実現するシンプルさとパフォーマンスが決め手であった。

導入ユーザー:成城大学

成城大学のキャンパス

1917年に開設された成城小学校を源流とする私立大学で、1950年に東京都世田谷区成城に設立。経済学部、文芸学部、法学部のほか、社会の革新を促すための問題解決型の学部として日本で初めて社会イノベーション学部を創設した。2009年5月現在の学生数は5749名。


学習効果を高める新校舎で
無線LANを立体展開

 成城大学では、「新しい時代の大学像」を確立すべく、2005年から社会イノベーション学部の設立や全学共通の教育カリキュラムなどユニークな試みを続けている。そして、こうした試みを支える新しい教育の場として作られたのが、学生ホールを中心に据えた新3号館である。

 2007年9月に完成した新3号館は、学生ホールの上部へ延びた吹き抜けを中心に、回廊状に教室や教授の研究室が配置されている。そして、全館に無線LANが張り巡らされており、教員も学生も自由にインターネットを利用できるようになっている。

成城大学 メディアネットワークセンター主任 五十嵐 一浩氏

 成城大学内のITインフラを一手に担うメディアネットワークセンターの五十嵐一浩氏は、こうした無線LANの導入について「敷地の限られた住宅地内の大学という土地柄、巨大な教室内に多数のPCを設置するというのは難しいのです。ですから、教員も学生も自由にPCを持ち込んで使ってもらうようにしています。そこで、企業でいうフリーオフィス環境を実現し、調べ物や共同作業に活用してもらおうと考えたのが、導入の発端です」と述べている。省スペースと自由度という観点から無線LANの導入は自明の理といえる。

 こうした経緯もあり、成城大学では以前から個人ユーザー向けの製品をスポット的に導入していたが、あっという間に限界が来た。アクセスポイント(以下AP)同士の信号干渉を防ぐための複雑なセル設計や管理を考えれば、単一APを前提にした個人向け製品では厳しかったのだ。そこで新3号館においては、エクストリコムの無線LAN製品を導入している。

(次ページ、シングルチャネルしか考えていませんでした)


 

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