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週刊 PC&周辺機器レビュー第18回

11型で11時間! ネットブックを超えたEeePC 1101HA

2009年08月07日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 台湾ASUSTeK社の「EeePC」と言えば、次々と斬新なデザインや徹底した低コスト化を図った製品をミニノート分野に投入し、いまやネットブックの代表的存在。そんな同社が、「Seashell」と銘打った新しいデザインコンセプトのEeePCを発表したのが今春。そして7月にネットブックの範疇からはみ出た、ちょっと大きな液晶ディスプレーを搭載した「EeePC 1101HA」が発売された。実売で5万円台半ばという低価格路線は相変わらずであるが、この価格に何をどこまで詰め込めたのだろうか?


Seashellデザインは正当なミニノートの姿

EeePC 1101HA
「EeePC 1101HA」。EeePCでは最大の11.6型ワイド液晶ディスプレーを採用。発色がよく輝度も十分だが、液晶パネルが光沢仕様のため、屋外などでは反射光が目立つか

 まずは外観から見ていこう。EeePCファミリーでは最大となる11.6型ワイド/1366×768ドットの液晶ディスプレーを搭載するため、やや横に広くなっているが、本体サイズはほぼB5サイズ。天板や本体はやわらかい曲面で構成され、威圧感が抑えられている。側面から見ると前方に行くほど薄く成型されているのがよくわかる。液晶ディスプレーは、最大150度程度まで本体後部に沈み込むように開閉する。ヒンジ部分がやや脆弱に感じられるものの、極端に乱暴に扱わなければ問題ないだろう。

 今回試用したのは、樹脂外装に光沢塗装を施した「クリスタルブラック」モデルである。液晶天板からパームレスト、キーボードまで黒色で統一されており、重厚な印象がある。ただし、各部が白で統一されたパールホワイトカラーに比べて、ブラックの方が少しの皮脂汚れも目立ちやすく、すぐに拭き取りたくなってしまう。それもそのはず、表面をよく見ると単なるブラッククリアー仕上げではなく、かすかに青色に反射するラメ状の細粉が入っているため、黒に侵しがたい深みが感じられるからだ。

本体左側面
本体左側面。電源コネクター、アナログRGB出力、USBを備える。電源コネクターがかなり細いので、扱いには注意したい
本体右側面
本体右側面。横から見ると2枚貝の断面のように見えることから「Seashellデザイン」とされている。カードリーダー、ヘッドホン、マイク、USB×2、LANを備える
近づいてよく見ると細かな青ラメ?が 一見すると単なるクリアブラックに見えるが、近づいてよく見ると細かな青ラメ? が全面に埋め込まれており、汚すのがもったいない質感となっている

 デザインの善し悪しは別にして、6万円以下で手に入るミニノートに、これほどデザイン面で気合の入った製品はほかに類を見ない。常に持ち歩くモバイル志向のノートだが、インテリアとしてもなかなかのものがある。

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