8月3日、フリービットはWeb/メールサーバの運用に必要な8種類の機能をパッケージ化した専用ホスティングサービス「Magic 1U Server」の販売を開始した(提供開始は8月24日より)。同社の法人向けXaaS事業の第1弾となるサービスで、料金は月額4万9800円。
Magic 1U Serverは、ユーザーだけの専用サーバを契約ごとに1台提供する専用型ホスティングサービス。提供されるサーバは日本HPの1Uラックマウントサーバ「HP ProLiant DL120」で、Celeron 440(2GHz)、4GBメモリ、250GB HDD×2(RAID1)を搭載する。OSはCentOS。
従来の専用ホスティングサービスでは、本来必要な機能がオプションとなっており、どのオプションを選んでよいのかわからない、必要な機能を選んだら当初の2倍の価格になったというケースがあったという。こうした問題を解決すべく、Web/メールサーバの基本機能に加え、
- ファイアウォール(FortiGate)
- アンチウイルス(FortiGate)
- アンチスパム(IronPort)
- 管理ツール(Webブラウザで運用管理が行なえる「Paralles Plesk Panel」の提供)
- サーバ死活監視(pingによる死活監視
- サービス監視(HTTP、HTTPS、FTP、SMTP、POP3、IMAP、Submissionのサービス監視)
- 一次復旧サービス(サーバ死活監視およびサービス監視にて障害を検知した際にサーバの再起動、電源のOFF/ON作業を実施)
- 電話・メールサポート
の8機能を標準で搭載。同社の比較によると、これらの機能が付属する他社サービスと比べ、月額費用で約42.1%の削減になるという。
なお、9月30日までは発売記念のキャンペーンを実施。期間中に申し込むと、初期費用4万9800円が無料になるほか、月額費用も2ヶ月間無料となる(最低使用期間は1年間)。