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夏休みをゲーム三昧で過ごすためのPC自作 第2回

FPSを徹底的に楽しむPC! そのスタンダード環境を探る!

2009年07月17日 23時59分更新

文● Jo_Kubota

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FPSゲーム用のPCで最適な構成は?

 快適なFPSゲームのためには、どんなPCパーツが必要なのかを列挙していこう。
 まずは、ビデオカードだが、選ぶとすれば実売で2万円以上の製品を選びたい。GeForceならGTX 260以上、RadeonならHD 4870以上をオススメする。

GeForce GTX 260

Radeon HD 4870

 続いてCPUだが、高性能に越したことはないが、予算を抑えるならCore 2シリーズをオススメしておきたい。Core i7の場合、どうしてもマザーボードとメモリでコストが上がってしまうが、Core 2シリーズであれば、総額を抑えることができる。では、どんなCPUを選ぶかといえば、できればクアッドコアのCore 2 Quad Q9650(3GHz)、予算をさらに抑えるならデュアルコアのCore 2 Duo E8500(3.16GHz)あたりでもOKだ。

Core 2 Quad Q9650

Core 2 Duo E8500

 組み合わせるマザーボードは、Intel P45 Expressを搭載している製品がベストだろう。価格を抑えつつも、定番製品を選ぶとすれば、ASUSTeKの「P5Q」シリーズがオススメだ。大手メーカー製ながら、安価なモデルなら実売で1万2000円前後から購入可能という価格の安さが魅力。

P45チップセット搭載マザーとして定番のASUSTeK製マザーボード「P5Q Deluxe」

 AMDからCPUを選ぶとすれば、第1回と同様に最近TDP95W版が出回り始めたPhenom II X4 945(3.0GHz)、もしくはPhenom II X4 955 Black Edition(3.2GHz)がオススメ。コストパフォーマンスで選ぶなら「Phenom II X4 945」が有力候補となるだろう。

Phenom II X4 945

Phenom II X4 955 Black Edition

 マザーボードも第1回と同様に、Socket AM2(DDR2)とSocket AM3(DDR3)の二つの選択肢があるが、近い将来、さらにアップグレードを考えるならSocket AM3、数年後には基幹パーツ丸ごと交換してしまうのなら、今はコストを抑えてSocket AM2という選択方法もある。

Socket AM3に対応するMSI製マザーボード「790FX-GD」。最新のCPUを載せたいならコレ!

Socket AM2に対応するMSI「DKA790GX Platinum」。Socket AM3対応マザーより安価

(次ページへ続く)

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