このページの本文へ

夏休みをゲーム三昧で過ごすためのPC自作 第2回

FPSを徹底的に楽しむPC! そのスタンダード環境を探る!

2009年07月17日 23時59分更新

文● Jo_Kubota

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ASCII.jpオススメの構成はこれだ!

 ASCII.jp的にFPSで勝つゲーマー向けPCを作ると、以下のような構成となる。

CPU:Intel「Core 2 Quad Q9550」 実売価格:2万4000円
 Q9650だと実売価格3万円を超えるが、ひとつ下のQ9550なら5000円以上安価だ。性能差も少ないため、今回はQ9550をチョイスした。予算のある場合はQ9650でもよいだろう。

Intel製クアッドコアCPU「Core 2 Quad Q9550」(2.83GHz)

マザーボード:ASUSTeK「P5Q Turbo」 実売価格:1万5000円
 CPUが高価な分、マザーボードのコストを削ることで総額を抑える作戦。ただチップセットヒートシンクにヒートパイプなど豪華な冷却装備がないため、PCケース内のエアフローには注意したい。意外と、MCH/ICHの発熱は高いので気を付けよう。

ASUSTeK製マザーボード「P5Q Turbo」。旧モデル「P5Q」に対するユーザーからの要望を反映し、電源コネクタの位置やS/PDIFの形状などを変更している。PCの電源ボタンを押すだけで、あらかじめ設定したオーバークロック設定で動作する機能を搭載する

メモリ:PC2-6400 2GB×2 実売価格:5000円
 32bitにしろ64bit OSを使うにしろ、4GBは積んでおきたい。ゲームを考えるなら4GBで足りないということはない。

DDR2メモリは非常に安価。数千円の出費でマシンが快適になるのだから、多めに積んでおいて損はない

ビデオカード:GALAXY「GF PGTX260/896D3」 実売価格:2万2000円
 ゲームの要(かなめ)がGPUであることに変わりない。予算を抑えつつも快適なFPSゲームライフを送るには、GeForce GTX 260くらいは搭載しよう。

GeForce GTX 260を搭載するGALAXY製ビデオカード「GF PGTX260/896D3」

5本のヒートパイプと3連オート制御ファンでしっかり冷却する

サウンドカード:ASUSTeK「XONAR D2X」 実売価格:1万5000円
 PCI Expressに対応したサウンドカード「XONAR D2X」は、DTS InteractiveやDolby Digital Liveなどで、DTSまたはDolby Digitalにエンコードして出力してくれるのが大きな特徴。またソースが2ch、2スピーカーでも擬似的にマルチチャネル出力が可能な「Dolby Pro Logic II」を搭載し、EAXなどに頼らない臨場感を出すこともできる。

PCI Expressx1接続のASUSTeK製の7.1chサウンドカード「XONAR D2X」

 以上合計で、8万2000円ほど。8万円だと安価なBTO PCが買えてしまう価格だが、GTX 260とQ9550を搭載、あるいは同スペック程度のPCを買おうとすると13万円くらいの出費になることを考えれば、数万円強の節約ができる計算だ。

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中