ASCII.jpオススメの構成はこれだ!
ASCII.jp的にFPSで勝つゲーマー向けPCを作ると、以下のような構成となる。
CPU:Intel「Core 2 Quad Q9550」 実売価格:2万4000円
Q9650だと実売価格3万円を超えるが、ひとつ下のQ9550なら5000円以上安価だ。性能差も少ないため、今回はQ9550をチョイスした。予算のある場合はQ9650でもよいだろう。
マザーボード:ASUSTeK「P5Q Turbo」 実売価格:1万5000円
CPUが高価な分、マザーボードのコストを削ることで総額を抑える作戦。ただチップセットヒートシンクにヒートパイプなど豪華な冷却装備がないため、PCケース内のエアフローには注意したい。意外と、MCH/ICHの発熱は高いので気を付けよう。
ASUSTeK製マザーボード「P5Q Turbo」。旧モデル「P5Q」に対するユーザーからの要望を反映し、電源コネクタの位置やS/PDIFの形状などを変更している。PCの電源ボタンを押すだけで、あらかじめ設定したオーバークロック設定で動作する機能を搭載する
メモリ:PC2-6400 2GB×2 実売価格:5000円
32bitにしろ64bit OSを使うにしろ、4GBは積んでおきたい。ゲームを考えるなら4GBで足りないということはない。
ビデオカード:GALAXY「GF PGTX260/896D3」 実売価格:2万2000円
ゲームの要(かなめ)がGPUであることに変わりない。予算を抑えつつも快適なFPSゲームライフを送るには、GeForce GTX 260くらいは搭載しよう。
サウンドカード:ASUSTeK「XONAR D2X」 実売価格:1万5000円
PCI Expressに対応したサウンドカード「XONAR D2X」は、DTS InteractiveやDolby Digital Liveなどで、DTSまたはDolby Digitalにエンコードして出力してくれるのが大きな特徴。またソースが2ch、2スピーカーでも擬似的にマルチチャネル出力が可能な「Dolby Pro Logic II」を搭載し、EAXなどに頼らない臨場感を出すこともできる。
以上合計で、8万2000円ほど。8万円だと安価なBTO PCが買えてしまう価格だが、GTX 260とQ9550を搭載、あるいは同スペック程度のPCを買おうとすると13万円くらいの出費になることを考えれば、数万円強の節約ができる計算だ。
(次ページへ続く)

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