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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第12回

SONY「nav-u」を自転車で使い倒してみた【後編】

2009年06月23日 20時00分更新

文● 荻窪 圭

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帰宅したらGPSログをパソコンに吸い上げるべし

 NV-U3CはGPSログをファイルとして書き出すことができる。自転車用としてはありがたい機能だ。使い方は簡単。まずメモリースティックDuoを1枚用意してスロットにセット。内蔵メモリへの書き出しはできないので、メディアは自前で用意すること。

 そして設定画面でログ書き出しをオンにするだけである。

 あとは、NV-U3Cを使うたびに自動的にログファイルが出力される。NV-U3C自体をUSBケーブルでパソコンにつないでもいいし、メモリースティックDuoを取り出してカードリーダーに差してもいい。

 ファイルはメモリースティックの「GPSフォルダ」に「WG」で始まるlogファイルとして記録される。電源を切るたびにファイルが書き出されるので目的地に到着したり食事したりそんなときマメに電源を切るとその分ファイルが増えるので行きと帰りで別ファイルなんてことになるが、それはそれでありがたいかも。

 GPSログの出力形式は、SONYの他のGPSロガー(GPS-C3Kなど)と同じ「NMEA」形式。NMEAに対応したGPS対応アプリなら読み込み可能だ。

NMEA形式対応のソフトの図。右下はそのソフトから変換したいログを選んでいるところ。このようにメモリースティックの「MSSONY」フォルダの「GPS」フォルダに格納される

 NMEA形式に未対応のアプリを使う場合は、GPS用データコンバートアプリでgpxやkmlといった汎用の形式にコンバートしてやるといい。

 いったんgpxやkmlで保存してやれば、GPS対応アプリで自由に利用可能だし、kml形式ならグーグルアースやグーグルマップにはりつけて楽しむこともできるのだ。

これはGPSログを読み込んで地図表示できると同時に、その日に撮ったデジカメ写真を登録すると、撮影日時とGPSログの日時をマッチングさせ、撮影場所に自動的に写真を貼り付けてくれるアプリ「MyTrack」。GPSはデジカメと組み合わせても楽しい

(次のページへ続く)

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