昔の東京というと、だいたい「江戸時代」の話で終わってしまうが、実はもっと昔から歴史はあるのだ。特に目立つのは、源氏ゆかりの神社※。それも平安時代。面白そうだったので調べてみると20社以上は軽くある。
どんなところにあるのか興味がわいてきた、ってなところで、ガーミンのPND(ポータブル・ナビ・デバイス)、「nuvi 205」(3万4800円、amazon.co.jp調べ)を自転車に装着し、ナビを頼りに回ってみることにした。テーマは「環七の内側にある源氏にゆかりのある神社をめぐる」である。
準備から出発までの手順
4)当日朝、ASCII.jp編集部前に集合。nuvi 205にルートをセットする。最終目的地セット→ルート探索終了を待つ→最後の経由地をセット→ルート探索終了を待つ→最後から2番目の経由地をセット→ルート探索……のくりかえし
※ 源氏ゆかりの神社とは
今、一番有名な源頼朝系の源氏は「清和源氏」といわれて清和天皇を祖とする家系。平安時代に武家集団として、何度か東国にやってきた。源頼信は今の千葉県で起こった平忠常の乱を平定するとき今の東京を通過しているし、源頼義や源義家は、前九年の役と後三年の役で奥州に戦いに向かう際に逗留している。源頼朝は鎌倉幕府を建てる前に今の千葉県から府中(武蔵国府があった)へ入るときに東京を通っている。彼らが逗留したときに八幡神社を勧請したり、逗留した場所がのちに神社になったり、戦勝を祈願した神社がそれを伝承したりしてるのだ。

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