ソニーから、スマートフォン用自転車ハンドルマウント「SPA-HB10」とランニング用アームケース「SPA-AB10」が発表された。どちらも7月21日に発売の予定だ。
SPA-HB10(予想実売価格4000円前後)の特徴はカバータイプになっている点。他社からもハンドルマウントはリリースされているが、大抵フォルダー式になっており、留め具などで固定する。しかし、振動などによって留め具が外れてスマホが落ちるのではないか、と心配な人もいるだろう。
その点、本製品はスマホをカバーの中にすっぽりと収納する形となるため、ほとんど落ちる心配がない。スマホは4.7型ディスプレーのものまで対応。もちろんディスプレー面は透明になっており、ケースの上からタッチ操作も可能だ。
カバー背面にはスライド式の留め具が装備されており、ハンドルに装着するスタンドと接続することになるが、がっちりと固定されボタンを押さないと外れないようになっている。
加えて、スタンドに接続した状態でカバー部を回転させることも可能。つまり、スマホを縦長、または横長スタイルで固定できる。
さらに、カバーを外した状態のスタンドには三脚用ネジがあり、デジカメなどを固定することができる(200gまで)。なお、カバー部は防水仕様になっていないため、雨が降った場合は取り外して濡れないようにする必要がある。
SPA-AB10(予想実売価格2000円前後)は腕に巻きつけるタイプのスマホカバー。4.7型のスマホを収納できるが、SPA-HB10と同様に防水仕様にはなっていない。
どちらも音声延長ケーブルが付属しており、カバーの隙間からケーブルを出してヘッドフォンなどと接続できる。