カメラの軽量化は電池から!
まず重さだが、普通のアルカリ電池1本を量りに乗せてみると
有名メーカーから100円ショップのものまで計ってみたが、だいたい22~23gくらいあった。とくに100円の電池が軽いってわけでもないみたいだ。
そして、エナジャイザーを量ってみると……
15gしかネーっ!
一般的な電池のほぼ2/3だ。中身カラなんじゃネ? というぐらいの軽さ。一般的な外部ストロボなら電池4本を使うので、エナジャイザー e2にするだけで、カメラの重量が32gも軽減できる! デジタル一眼レフだとグリップに6本の乾電池を入れて駆動できるが、この場合は乾電池を入れるより90gも軽い。
グリップにエネループなどの充電式電池を入れると、専用の電池に比べカメラがずっしりと重たくなるが、エナジャイザーの場合は、専用電池1本入れたのと変わらない重さにしかならない!
コスプレやキャンギャル(あと、痛車)の撮影で、いつも翌日に筋肉痛になる筆者にとっては、この軽さが魅力的。
一般のアルカリ電池だと使用範囲温度は、下が-20℃ぐらいなので、-40℃でも使えるエナジャイザーは凄いが、そっちは特に魅力なし。
だって俺、北極やら南極まで取材に行かないもん……
ただ、北極やら南極やらに行くナショナルジオグラフィックスの方々や、NASAのみなさんは重宝してるということだ。同社のウェブサイトでそう自慢していた(笑)。
何でこんなに軽いのか? 電池の中身はどうなってるのか? という疑問と期待が高まったが、リチウム電池は爆発したり発火したりする可能性がある電池。携帯電話の電池が妊娠したように膨れ上がったり、ノートPCの電池が発火・爆発の可能性があるとリコールの話を耳にする。
ためしにラベルを剥がしてみると、こんな具合だ。で! ちょっとヤバイものに気がついた。
プラスの電極の周りにある4つの穴!
もしかして、コレ……。内圧が高まった場合のガス抜きバルブ?
エナジャイザーはリチウムイオン電池じゃないが、ヘタレの俺は4つの穴を見つけてしまい、怖くてこれ以上分解できなかった……。ごめん!
(次ページへ続く)
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