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驚愕の結果! アルカリ乾電池性能比較実験! 第8回

あの電池実験はこうやった! リレーユニットの製作を全公開!

2009年09月24日 21時13分更新

文● 藤山哲人

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よろしくパソドック 2nd シーズン!?

 「パソコンを使ってホームオートメーションをやってみたい!」「パソコンでNゲージのCTC(列車集中制御装置)を作ってみたい!」「豆電球のスイッチを一定時間ごとにON/OFFして電池の寿命実験をやりたい!」という欲望があるに違いない! いいや、誰にもあるはずだ! そんなアナタにお送りするのが「アルカリ電池性能比較」で大活躍したパソコンで制御するリレーユニットだ。

 乾電池実験から相当の時間が経ち、中には老衰死してしまった読者もいるかもしれないが、8チャンネルのリレーユニットの作り方をご紹介しよう。

最近のマザーボードには
パラレルポートもありゃしネー!

 今やパソコンの周辺機器は、何でもかんでもUSB。LANアダプタにプリンタ、デジカメにメモリ、はてはUSB扇風機に暖かくなる手袋まである。どうやらスペイン語圏では、USBシューズなるものも登場し、軽やかにステップを踏んでいる。

 かつてはプリンタの接続ポートとして主役だったパラレルポートは、コネクタのデカさが嫌われ酷く虐げられている。小型のノートPCからはとうの昔に姿を消し、デスクトップでも絶滅の危機を迎えている。マザーボードには、パラレルポートのピンだけが用意され「必要な奴は拡張スロットにコネクタ付けなー」的なモノもあれば、「そもそもパラレルポート付いてないじゃん!」的なものまでさまざま。

絶滅の危機に瀕しているパラレルポート(紫)。このコネクタに何か差し込まれているパソコンは、全世界でも数少ない!?

 とはいえパラレルポートは、パソコン創生期から電子工作マニアが自作の装置をコントロールするインタフェースとして使われた。非常に単純で使いやすく、8ビットもあるからだ。現在パラレルポートのほとんどは、何も接続されることなく、割り込み1本とIOポートアドレスを無駄に消費している。これを有効活用して、パソコンにもECOを! というのが、このリレーユニット企画なのだ!

(次ページへ続く)

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