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驚愕の結果! アルカリ乾電池性能比較実験! 第7回

電池を越えた電池! 電池と言えない電池を発見!

2009年05月10日 18時00分更新

文● 藤山哲人

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水電池の性能やいかに!?
え? レモン電池!?

 さて、水電池の準備シークエンスを終え、早速実験装置にセットアーップ! オリジナルの測定ソフトの[実験開始]ボタンをクリックするも、豆電球はつかずテスターは0Vを指して即実験終了。ん? どっか断線してる? と思い配線をすべて追って確認し、豆電球も切れていないかを確認し再度実験。

 ありゃ? またダメじゃん……。

 仕方がないので、テスターを直接当てて色々調べてみると、回路に接続していない状態では、1本で約1.9Vの電圧が出ている。

実験で手持ちのデジタルテスターがなくなったので、超レトロなアナログテスターで(笑)。300ってところが3.0Vなので、針は1.9Vを示している

 試しにパソコンでON/OFFする実験装置を外して、電池を豆電球に直結してみると!

 豆電球が光らねぇぇぇ~~~~~っ!

2本直列で3Vの豆電球が点灯しないので、1本にして1.2Vの豆電球を直結! ちょっぴりフィラメントがオレンジになった! 弱っ! 弱すぎるっ!

 察しのいいみなさんがお気づきのように、

 豆電球が光るほど電流が流れねぇぇぇぇ~~~~~っ!

なのである。それは電池なのか?

テスターで電流を測ってみると、160mAって、こりゃLEDぐらいしか光らねーじゃん! ということで豆電球をLEDに変えてみると、抵抗を入れなくてもLEDが切れることなく光り続けた

いい感じにLEDが光る。電流も43mAとLEDにぴったりだ

 こっ! これは! 夏休みの自由研究でおなじみのレモン電池っ!

 そしてパッケージをよーく読んでみると、

 本製品は「水電池 防災商品シリーズ」の交換用電池としてお使いください。

 とのこと。メーカーのウェブサイトを見てみると、確かにLED式の懐中電灯がある! そして小型の携帯用ラジオも! つまり、この水電池は極小電流の機器なら駆動できるが、豆電球は光らないという電池なのだ。当然ミニ四駆なんて、ウンともスンとも言わない。

 豆電球をLEDに変えた実験結果を掲載しようかとも思ったが、

 それで何を比較する?

 という最大の難問にブチ当たり、実験をココで終了。とはいえ、原稿を書いている横で水電池を使った間欠利用(10分点灯、20分消灯)の実験をしているが、30時間以上経っても終止電圧を割っていない(1.823V)。

 ただ、ココで使っているLEDは、3Vで20mAも流せば光るタイプ1個だ。LEDを何個か使った懐中電灯であれば、もっと短命であることに注意してほしい。

(次ページへ続く)

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