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痛車でラリー! メロンブックスランサーの挑戦! 第2回

メロンブックスランサー初陣! 結果は4位入賞!【動画あり】

2009年05月03日 16時00分更新

文● 河村椎祐

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4月18日 公開練習
半年ぶりでも4番時計

 本番前日、会場の「モビリティおおむた」では、出場選手を対象とした公開練習が行なわれていた。公開練習は本番コースに似たレイアウトで行なわれ、出場マシンは実際にコースを走り、翌日の本番に向けて最終的なセッティングを組み上げていくのである。早朝から会場入りしたメロンブックス・チームは、さっそくマシンの側面を跳ね石対策として念入りにカバーしたり、使用タイヤの吟味や足回りセッティングの調整など、本場さながらの体制で練習走行に臨んでいた。

メカニックの手で慎重に地面に下ろされるメロンランサー。マシン下部を干渉させないため、トラック自体も前部をブロックでかさ上げして斜めにしている

テントを立ててパドック設営が完了。いよいよ練習走行に向けて準備に入るメロンランサー

エンジンルーム下部に頑丈なアンダーガードを取り付け、跳ね石などからオイルパンを守る。ダート走行では必須装備だ

左が超硬質路面用タイヤで、右が泥濘路などの軟質路面用タイヤ。土を掻いてグリップを得る軟質路面用に対して、超硬質路面用はタイヤ表面の摩擦を利用してグリップさせるため、両者ではブロックの大きさやパターンがまったく異なっている

今回、メロン号は跳ね石によるボディへの被害を防ぐため、サイドステップ下部にプラスチック製のガードを取り付けていた

さらに、側面には透明なフィルムを貼って細かい石からボディを防護

加えて、練習走行のときだけボディ上部にプラダンボール製のカバーを取り付けていた。もちろん、翌日の本番のときには取り外される。この手法は、全日本ダートラでは一般的らしい

 それぞれのマシンごとに2回用意された練習走行。メロンブックス・ランサーの出したタイムは、SA-2クラス4番手。もちろん最終的な結果には反映されない、あくまで参考タイムでしかないのだが、「実はこれが半年振りのダート走行です」というドライバーの浜選手にとってはかなり上出来だったようだ。翌日の本番に向けて期待感が膨らんでいく。

(次のページへ続く)

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