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極めろ!デスクトップカスタマイズ 第2回

カスタマイズしたデスクトップを簡単に切り替えよう

2009年04月29日 12時00分更新

文● 柳谷智宣/アバンギャルド

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「画面のプロパティ」メニューに登録する

 テーマファイルをダブルクリックするとプレビューを表示できるが、連続して異なるテーマをダブルクリックしても、プレビューは切り替わらない。いろいろと見ながらデスクトップを切り替えたいなら、「画面のプロパティ」の「テーマ」メニューから選べるようにしよう。

 ダブルクリックしたテーマはメニューに表示されるが、ウィンドウを閉じてしまうと、次に開いたときには表示されなくなる。そこで、テーマファイルを「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥」に移動してみよう。いつでも「画面のプロパティ」の「テーマ」メニューに表示されるようになる。反映方法は、通常のテーマと同じだ。

テーマファイルを「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥」に保存(移動)する

テーマファイルを「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥」に保存(移動)する

保存したテーマが「画面のプロパティ」のメニューに登録されている

保存したテーマが「画面のプロパティ」のメニューに登録されている


テーマに必要なファイルはまとめておく

 オリジナルのデータでデスクトップをカスタマイズした場合、保存場所を決めておこう。前出の手順でテーマを保存しても、Visual Styleファイルや壁紙などの元データがなくなると、デスクトップに反映させられないのだ。

保存したテーマを開くと、ウィンドウの形状が標準のままになっている

areaのVisual Styleを削除して、保存したテーマを開くと、ウィンドウの形状が標準のままになっている

 テーマを保存する際は、標準で「マイドキュメント」が開く。しかし、雑多なデータが集まるマイドキュメントに素材を集めると管理が面倒になる。お勧めは、テーマファイルが保存されている「C:¥Windows¥Resources¥Themes¥」フォルダーに、そのテーマの名前のフォルダーを作り、データを保存する方法だ。

Themesフォルダーの下に保存する

テーマに必要なファイルを、Themesフォルダーの下に保存する

 こうすれば、誤操作でデータを失う可能性は低くなる。データを保存場所に移してからデスクトップをカスタマイズして、テーマを保存しよう。これでVisual Styleでのカスタマイズを、より手軽に使い分けて楽しめるはずだ。


筆者紹介─柳谷智宣

1972年生まれ。Netbookからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。現在使っているノートPCは、東芝のSS RXとMac。とはいえ、1年以上前の製品なので、買い換えを思案中。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、PCやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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