普段、複数のウインドウでデスクトップが埋まった状態で作業している人でも、起動時やアプリの切り替え時など、壁紙は意外と目に入るもの。自分の趣味に合った画像で作業していると気分がいいので、OS標準の壁紙を使い続けている人は、カスタマイズしてみることをお勧めする。
この機能はWindows Vista/XPでお使いいただけます。
壁紙チェンジャーを利用して手軽に変更する
デスクトップの壁紙は、Windows XPなら「画面のプロパティ」→「デスクトップ」タブで、Vistaならコントロールパネル→「デスクトップの背景の変更」で変更できる。エクスプローラー上で画像を右クリックして、「デスクトップの背景に設定」(Vistaは「デスクトップの背景として設定」)で、直接指定することも可能だ。とはいえ、頻繁に変更するには手間がかかる。
そこで便利なのが壁紙チェンジャーソフト。画像を保存したフォルダーを指定すれば、一定時間で壁紙を変更してくれるのだ(Windows 7はこの機能を標準搭載)。表示方法を細かく設定できるソフトもある。フォルダー内の画像をランダムに表示する設定にすれば、次はどんな壁紙になるのか楽しみになるだろう。
- ■ぬこ壁紙ちぇんじゃー(作者:聖羅樹氏 http://zoosir.hp.infoseek.co.jp/)
- 描画順:画像を表示する順番を指定する
- フォルダの順序:複数のフォルダーが指定されている場合の表示順を指定する。通常はフォルダーごとに中の画像を表示していき、最後まで終わったら次のフォルダーに移動する
- 同一フォルダ内のファイルの順序:ファイルの表示順を指定する
- 一巡するまでは同じファイルは表示しない:ランダム表示する場合、同じファイルが表示されないようにする(いわゆるシャッフル)
- 描画方法:Windows標準の3つの表示方法が選べる。ディスプレーの縦横比と異なる画像を正確に表示する場合は、「アスペクト比を一定に保つ」にチェック
- 描画領域:フルスクリーン表示のほか、タスクバー以外の部分に表示する「作業領域」、ユーザーが表示領域を細かく指定する「ユーザー指定」が選べる
- 描画領域の詳細:描画領域を指定すると、その範囲内で壁紙を表示する。デスクトップに並ぶアイコン部分には壁紙を表示したくない、といった場合に便利
- 描画領域の位置:描画領域を指定した場合、その領域を画面のどこに表示するかを指定できる
「自動変更」機能では、壁紙を自動的に変更する設定を行なう。指定した時間間隔ごとに変更するほか、「毎時指定時刻」「任意指定時刻」の設定が可能だ。
例えば、「毎時指定時刻」で「00分」を選べば、1時間に1回、時間が変わるときに壁紙も切り替わる。仕事に集中するサイクルを計るのに使えるかも。「任意指定時刻」で「18:00」など終業時刻を設定し、プライベートの壁紙に変更するといった使い方もありだ。「タイマーの実行日」では、タイマーを実行する曜日を設定できる。平日のみ、もしくは休日のみといった使い分けもできる。
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