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nVIDIAの未発表チップセット“GeForce 6100”+“nForce 410”を搭載した初のSocket 939対応マザーボードがBIOSTARからデビュー!!

2005年09月14日 22時26分更新

文● 増田

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 nVIDIAの未発表チップセット“GeForce 6100”+“nForce 410”を搭載した初のSocket 939対応マザーボード「TForce6100-939」がBIOSTARから登場した。“GeForce 6200TC”相当といわれるVGA機能を統合するのが特徴の製品だ。

「TForce6100-939」
“GeForce 6100”+“nForce 410”を搭載した初のSocket 939対応マザーボード「TForce6100-939」
「TForce6100-939」
“GeForce 6200TC”相当といわれるVGA機能を統合するのが特徴の製品だ

 正式発表前ということで詳細については不明だが、ショップによると「“GeForce 6100”+“nForce 410”はコードネーム“C51G”と呼ばれているnVIDIAのAthlon64向けチップセットで、Athlon64向けとしては初となるVGA機能統合型チップセット」とのこと。同社のVGA機能統合型チップセットとしてはAthlon XP用の“nForce2-GT”以来となる製品だ。同じくAthlon 64向けの“nForce4”シリーズとは異なる2チップ構成となっているのが特徴で、マニュアルによると対応CPUはAthlon 64/FX/X2/Sempronなど。また“HyperTransport 2000MT/s”などの記述も確認できる。
 Socket 939用のVGA統合型チップセットはATI“RADEON XPRESS 200”を搭載したMSI製「RS480M2-IL」がすでに登場しているが、「“GeForce 6100”の性能は“GeForce 6200TC”相当」とのことなので、Athlon64で小型PCを作ろうと思っているユーザーにとっては魅力的な仕様といえそうだ。

チップセット ブラケット部
正式発表前ということで詳細については不明だが、ショップによると「“GeForce 6100”+“nForce 410”はコードネーム“C51G”と呼ばれているnVIDIAのAthlon64向けチップセットと思われる」という話だブラケット部の構成。アナログVGA出力が当然装備されている

 今回登場した「TForce6100-939」は、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DDR DIMM×4(デュアルチャンネルDDR400が最大4GB搭載可能)という構成のMicro ATXフォームファクタの製品。オンボードインターフェイスには6chサウンドや10/100Base-Tイーサネット、Serial ATA RAID(2ポート)などを搭載する。
 また豊富なオーバークロック機能もウリとなっているようで、FSBは200MHz~450MHzを1MHz刻み、CPUコア電圧は1.2V~1.725Vを0.025V刻み、メモリ電圧は2.6V~2.9Vを0.1V刻み、PCI Expressクロックは100MHz~145MHzを1MHz刻み、North/South bridge電圧は1.52V/1.6V/1.68V/1.76Vの中から選択が可能となっている。本日入荷を確認したアークでは価格9480円で販売中となっているほか、ドスパラ本店では明日から販売が始まる予定だ。

特徴 ユーティリティツール
豊富なオーバークロック機能もウリとなっているハードウェアモニタリングをはじめとしたいくつかのユーティリティツールも付いている
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