このページの本文へ

“RADEON XPRESS”チップセット登場!初の製品はMSI製Micro ATXマザー

2005年01月15日 21時59分更新

文● 水野

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ATI製のPCI Express対応Athlon 64用チップセット“RADEON XPRESS”を搭載するマザーボードが本日入荷、販売がはじまった。初の製品となったのはMSI製「RX480M2-IL」。グラフィック機能のないNorth Bridge“RX480”を採用するMicro ATXマザーボードだ。

「RX480M2-IL」
ATI製のPCI Express対応Athlon 64用チップセット“RADEON EXPRESS”搭載マザー「RX480M2-IL」

 “RADEON XPRESS”は、11月8日(現地時間)にATIより発表されたもので、昨年12月には秋葉原のイベントで搭載製品の展示も行なわれている。同社としては初のAthlon 64/Athlon 64 FX/Sempron用チップセットで、Socket 939とSocket 754の両対応。その名の通り、PCI Expressをサポートする。RADEON X300をベースとしたDirectX 9対応のグラフィック機能を統合したNorth Bridge“RS480”を採用する“RADEON XPRESS 200”と、グラフィック機能を省略した“RX480”を採用する“RADEON XPRESS 200P”の2種類がラインナップされる。

「RX480M2-IL」
マニュアルより。「RX480M2-IL」はグラフィック機能のない“RX480”を採用

 今回登場したMSI製「RX480M2-IL」は、前述したようにNorth Bridgeは“RX480”。South BridgeはSerial ATAポート4つ(RAID 0、1、0+1対応)を備える“IXP400”となる。フォームファクタはMicro ATXで、Socket 939対応。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×3で、PCI Express x1スロットはなし。DIMMスロットは4本でPC3200(DDR400)DDR SDRAMまでの対応。5.1チャンネルサウンド、10/100BASE-TX対応イーサネット、IEEE1394がオンボード。価格は高速電脳で1万2390円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万2480円、フェイスで1万2570円、TWOTOP秋葉原本店で1万2580円、TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店IIで1万2800円。

ファンレス “IXP400”
グラフィック機能がない分発熱が少ないということか、North Bridgeは“RX480”はファンレスSouth Bridge“IXP400”。Serial ATAポート4つを備える
蟹チップ バックパネル
イーサネットは10/100BAST-TX対応。チップはRealtek製バックパネル部分。シリアルポートがない
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ