これまでMicro ATXフォームファクタのみで拡張性で1歩劣っていた“RADEON XPRESS”チップセット搭載マザーだが、初のATXフォームファクタマザーボード「AX480A-GF」がTulから登場した。
なお、ATI系ビデオカードでお馴染みのPowerColorは同社の傘下。マザーボードもかつてはPowerColor製品として販売していたが、今回の「AX480A-GF」はTulの名を前面に出したパッケージとなっている。
“RADEON EXPRESS”チップセットを搭載する初のATXフォームファクタマザーボード「AX480A-GF」 |
チップセットはグラフィック機能を搭載しない“RADEON XPRESS 200P”で、Socket 939対応。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2。DIMMスロットは4本で、PC3200(DDR400)DDR SDRAMまで対応し、最大メモリ容量は4GB。South Bridge“IXP400”によるSerial ATAポート4つ(RAID 0、1対応)、IEEE1394、8チャンネルオーディオ、S/PDIF(コアキシャル)入出力、Realtek製“RTL8110S”によるギガビットイーサネットがオンボード。価格はフェイスで1万4870円、TWOTOP秋葉原本店で1万4880円、ドスパラ秋葉原本店で1万5800円。
マザー本体 | チップセットはグラフィック機能を搭載しない“RADEON XPRESS 200P” | |
現在の拡張カードの状況を考えると、PCIスロットが2本止まりというのはやや残念 | South Bridge“IXP400”による4つのSerial ATAポートを搭載。RAIDにも対応 |