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FSB800MHz版Pentium 4に対応した初のMini-ITXマザーが!!

2004年04月22日 23時34分更新

文● 増田

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「MB870」 マニュアル
FSB800MHz版Pentium 4に対応する初のMini-ITXマザー「MB870」チップセットはATI“RS300M(Mobility IGP9180+IXP150)”

 Mini-ITXサイズのマザーボードとしては、はじめてFSB800MHz版Pentium 4に対応するという製品「MB870」がIBASE Technologyから登場した。入荷したのはツクモパソコン本店。今週末から販売予定となっている。



型番 裏面
IBASE Technologyは工業向けマザーを手がけるメーカーマザーボード裏面
Serial ATAを2ポート Silicon Image
オンボードインターフェイスは豊富だSerial ATAコントローラチップ“SiI3512CT128”はマザー裏面に装着

 製造元のIBASE Technologyは、もともと工業向けのマザーボードなどを数多く手がけるメーカーで、今回の「MB870」もその中のひとつだ。チップセットはFSB800MHzに対応するVGA機能統合型のATI“RS300M(Mobility IGP9180+IXP150)”。
 拡張スロットは最大1GBまで搭載可能なPC3200(DDR400)対応DDR DIMMスロットを1本装備するほか、PCIスロットも同じく1本という構成だ。またオンボードインターフェイスとしてSilicon Image製“SiI3512CT128”チップによるSerial ATAインターフェイスを2ポート搭載するほか、チップセット内蔵のVGA機能、10/100BASE-TX対応イーサネット、6チャンネルサウンドと豊富に装備する。



ブラケット部 LVDSコネクター
ブラケット部の構成用途不明のLVDSコネクタ
シリアル×3ケーブル マニュアル
3分岐のシリアルケーブルが付属マニュアルは英語となる

 ブラケット部の構成はキーボード/マウス用のPS/2が2、USB2.0ポートが2、シリアル/パラレル/D-Sub15ピン/イーサネット/コンポジットテレビ出力が各1、サウンド3端子となる。なお、工業用のためか、3分岐のシリアルポートがついたケーブルが付属するほか、LVDSコネクターと呼ばれる特殊なポートも装備しているが用途は不明だ。また、当然ながら動作のためにはPentium 4対応のATX 12Vタイプ電源が必要となる。そのため、Mini ITX用のケースに搭載して使用する場合などには、別途外付け電源やPentium 4対応ACアダプタ電源などを使う必要がある。価格は3万1290円で、在庫は1枚のみ。次回入荷の目処も立っていないという貴重な製品だ。



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