展示用のポップ |
TWOTOP秋葉原本店で、Gigabite初のキューブ型ベアボーンPC「G-MAX CA2」の展示がはじまっている。このところMSIやAOpenといった大手マザーボードメーカーのキューブ型ベアボーンPCへの進出が続いているが、Gigabiteも同製品で参戦することになる。
「G-MAX CA2」本体。カラーリングはシルバーとブラック | 前面ポートとカードリーダ/ライタは本体右に集中 | |
カーオーディオ風のフロントパネルをそなえたDVD-ROMドライブ「GO-M1600A」 | PCを起動することなくドライブ単体で音楽CDやFMラジオを聞くことができるという |
GigabyteのベアボーンPC「G-MAX」シリーズといえばブルーとホワイトの2トーンカラーでお馴染みだが、この「G-MAX CA2」はシルバーとブラックという精悍な印象のデザイン。サイズは184(W)×275(D)×160(H)mm、ベイ数は5インチ×1、3.5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。前面ポートはUSB2.0×2、IEEE1394×1、S/PDIF出力、オーディオIn/Outとなっているほか、6in1カードリーダ/ライタを標準装備する。
マザーボードはチップセットに“SiS661FX”を採用する同社製Pentium 4マザー「GA-8S661FXS」。拡張スロットはAGP×1(PCIなし)、DIMM×2。グラフィック、イーサネット、6チャンネルオーディオがオンボード。発売は4月下旬、価格は3万円前後になる予定とのこと。
そして展示サンプル「G-MAX CA2」の5インチベイに搭載されているのが、オプションとして販売される予定の「GO-M1600B」。カーオーディオ風のフロントパネルをそなえたDVD-ROMドライブで、PCを起動することなくドライブ単体で音楽CDやFMラジオを聞くことができるという製品だ。ドライブとしてのスペックはDVD-ROM読み出し最大16倍速、CD-ROM読み出し最大48倍速。「GIGABYTE Expo in 秋葉原 2003 冬の大感謝祭」で公開された「GO-M1600A」の改良版にあたり、奥行きサイズが短くなっていることなどが改良点とのこと。「G-MAX CA2」とともに5月上旬発売予定で、価格は未定とのこと。
“トリプルビュー”のデモ | “RADEON 9100IGP”マザー「GA-8TRS300M」と、“RADEON 9600”カード「GV-R96128D」による機能だ |
また同時に、Gigabyte製“RADEON 9100IGP”マザー「GA-8TRS300M」と、同じく同社製の“RADEON 9600”カード「GV-R96128D」による3モニタ表示“トリプルビュー”のデモも実施中。マザーボードのオンボードグラフィックとビデオカードのDVI/D-Sub15ピンインターフェイスを同時に使用して3画面分の広さのデスクトップを表示するというものだ。「GA-8TRS300M」用のベータ版BIOS、ベータ版ドライバによる機能とのことでまだテスト段階のものだが、3枚ならぶモニタは壮観。なお、そのベータ版BIOSとドライバは現在Gigabyteのウェブサイトで公開中だ。
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