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TVもDVDもOK!AOpenのオーディオコンポ風キューブ型ベアボーンが本日発売!

2004年04月02日 22時01分更新

文● 水野

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「XC Cube AV EA65」
AOpen製オーディオコンポ風キューブ型ベアボーンPC「XC Cube AV EA65」

 先月より一部ショップで展示が行われていたAOpen製オーディオコンポ風キューブ型ベアボーンPC「XC Cube AV EA65」が本日発売となった。OSを起動せずに音楽CDやFMラジオを聴くことが可能なのはMSI製「MEGA」クイックサン製「Fur Fusion HOME」といったこれまで登場している製品と同様だが、「XC Cube AV EA65」ではさらにTVとDVDの観賞も可能となっているのが特徴だ。



前面コンソール 簡易OS「InterVideo InstantON」
前面のAV機能用コンソール同梱ソフト「InterVideo InstantON」によりOSを起動せずにDVD/TVの視聴が可能
インターフェイス画面 リモコンでも操作が可能
「InterVideo InstantON」のインターフェイス画面前面コンソールのほか、リモコンでも操作が可能
本体内部 「UX4SG-1394」
本体内部は同社製のこれまでのキューブ型ベアボーンとほぼ同様“i865G”チップセットのPentium 4対応マザー「UX4SG-1394」を採用
カードリーダ/ライタ 同梱のTVチューナカード
カードリーダ/ライタは3.5インチベイをうめる形で搭載されている同梱のTVチューナカード。TV視聴機能を使用する場合はPCIスロットが消費されてしまう点は注意

 AOpenのウェブサイトの解説によると、OSを起動せずに音楽CD、MP3、DVD、TV、FMラジオ、静止画を再生または視聴することが可能で、操作は本体前面のコンソールのほか同梱のリモコンでも行える。同梱ソフト「InterVideo InstantON」をインストールし、OSの代わりに起動することでこれらの機能が使えるようになる。リモコンにはPC用の電源ボタンと「InterVideo InstantON」を起動するボタンの両方があり、これによりどちらを起動するか選択することになる。OS起動後は同じく同梱ソフトの「HomeTheater」によりAV機能のコントロールを行う仕組みだ。ただし、OSを起動せずに使うにはオンボードグラフィック機能を使用となければならない(AGPカードでは不可)という点と、「InterVideo InstantON」はOSの前にインストールしておく必要がある(必要領域100MB)という点は注意だ。

 本体サイズは300(W)×200(D)×185(H)mm、ベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×1。コンパクトフラッシュ、スマートメディア、SDカード、マルチメディアカード(MMC)、メモリースティックに対応したカードリーダ/ライタが搭載済み。マザーボードは“i865G”チップセットの同社製Pentium 4対応マザー「UX4SG-1394」を採用。拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DIMM×2。ただしTVチューナはPCIカードの形で同梱され、ユーザの手で装着するようになっているため、TV視聴機能を使用する場合はPCIスロットが消費されてしまう点は注意。5.1チャンネルサウンド、ギガビットイーサネットがオンボードで2ポートのSerial ATAインターフェイスを搭載。前面インターフェイスはS/PDIF出力×1、USB2.0×2、IEEE1394×2、オーディオ入出力。背面インターフェイスはキーボード/マウス、D-Sub15ピン、シリアル、パラレル、IEEE1394×1、USB2.0×2、S/PDIF入力×1、コアキシャル光デジタル出力、ギガビットイーサネット、オーディオ3端子。電源は同社製で容量220W。価格はドスパラ秋葉原2号店 Prime館で4万3800円となっている。



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