一見すると、紫色の基板に同社のロゴが入ったゴールドのヒートシンクを装備するなど、いわゆる普通のECS製MicroATXマザーボードといった印象だ |
ECSから「Mobile Athlon XP-1400+」がオンボードのユニークなMicroATXマザーボード「L7VMM3」が発売された。ECSと言えば、かつて「1Giga Pro」を搭載したマザーを販売するなど変わった製品を出していたことがある。が、まさか“Mobile Athlon XP”をオンボードにするとは…。
ヒートシンクを外してみると、マザーボードに直付けされたAthlon XPが現れた | OPNを確認してみると“AXMD1400FQQ3B”Thoroughbredコアを搭載した「Mobile Athlon XP-1400+」と同じもの | |
直付けされたCPUを破損しても交換は不可能 | どちらかというとコレクターズアイテムとなりそうだ製品だ |
マザー本体は、紫色の基板に同社のロゴが入ったゴールドのヒートシンクを装備するなど、いわゆる普通のECS製MicroATXマザーボードといった印象だ。ただし、本来CPUを装着するはずのソケット部分には、すでに“Pro2300A+”と記載されたCPUファンとヒートシンクが装備済み。「なぜ?」と思いつつそのヒートシンクを外してみると、マザーボードに直付けされたAthlon XPが現れた。このCPUのOPNを確認してみると“AXMD1400FQQ3B”と記載されているのが確認できる。これは、Thoroughbredコアを搭載した「Mobile Athlon XP-1400+」と同じものだ。
マザー自体の主な仕様は、チップセットにVGA機能を内蔵した“KM266(+VT8235)”を搭載、拡張スロットはAGP×1、PCI×2、CNR×1、DDR DIMM×2という構成で、ほかにサウンドと10/100Base-Tに対応したイーサネット機能を備える。
今回入荷をしたクレバリー1号店によると、在庫は1枚のみで価格は9999円、日曜から販売するとのこと。今後の入荷予定も今のところ無いということなので、どちらかというとコレクターズアイテムとなりそうだ製品だ。
【関連記事】