米Oracleは、現在提供されている32ビット版製品を含む全製品でOpteronプロセッサをサポートすると発表した。
最初に対応するのは、Linux 32ビット版『Oracle9i Database』で、今後Windows 32ビット版『Oracle9i Database』や『Oracle9i Application Server』、『Oracle Collaboration Suite』、『Oracle E-Business Suite』など、LinuxおよびWindows 32ビット版向けの全製品でOpteronをサポートする。日本でもすでにOpteronをサポートしたLinux 32ビット版『Oracle9i Database』の提供を開始しており、そのほかの製品についても、米国で提供開始され次第、日本でも順次提供を開始するという。
また、米Oracleの開発者向けWebサイト“Oracle Technology Network”では、『Oracle9i Developer Release 1 (9.2.0.3.0) for Linux x86_64 on AMD Opteron』が公開されており、無償でダウンロードできる。ファイルサイズは約322MB。
今回のOpteron対応製品により、顧客はまずOpteronマシン上で32ビット版の『Oracle9i Database』を導入することで、ソフトウェアのアップデートのみで64ビットデータベースへの移行が可能になるという。
