日本オラクル(株)は、Itanium 2対応Linuxに対応したデータベース『Oracle9i Database Release 2 for Linux Intel Itanium』の受注を14日より開始した。
14日に行なわれた戦略発表会会場に展示されていた、日本ヒューレット・パッカード(株)のItaniumサーバ『hp-rx5670』。『Oracle9i Database Release 2 for Linux Intel Itanium』が稼働するマシンの1つだ |
『Oracle9i Database Release 2 for Linux Intel Itanium』は、すでに出荷されている64ビットSPARCアーキテクチャ版やHP-UX版などに続く64ビットデータベース。インテル(株)が日本市場で本格的にItanium 2を提供開始したことを受けての発表となる。
現在のところ、動作プラットフォームは『Red Hat Enterprise Linux AS』のみ。間もなく発売予定の『MIRACLE LINUX 64bit Edition for Intel Itanium Processor Family』にも対応する予定。
ライセンス料は、1CPUあたり500万円または1指名ユーザーあたり10万円となる。出荷開始は6月23日から。