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日本オラクル、“Unbreakable Linux”を強化──ディストリビューションのサポートも自社で提供

2003年05月14日 19時27分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は14日、Linux関連事業を強化すると発表し、都内で記者発表会を開催した。

今回発表された同社のLinux事業戦略は、今年1月に発表された中期計画“Oracle Japan Innovation 2003”に基づくもの。同計画は、2006年度の売上高1000億円、営業利益率30%といった目標を掲げ、そのために事業構造の転換と製品およびサービス戦略の転換を行なうとしており、その中でLinuxでのリーダーシップを維持することが盛り込まれている。

記者発表会では同社のLinuxへの取り組みとして、“Unbreakable Linux”ソリューションの強化、技術者養成プログラムの拡充、新たなLinux対応製品の提供、Linux関連協議会の設置といった内容が発表された。“Unbreakable Linux”は、『Oracle9i Database』と『Oracle9i Real Application Clusters』を組み合わせ、24時間365日壊れない、侵入されないシステムを目指すという技術基盤。

“Unbreakable Linux”の取り組みを紹介するスライド。
“Unbreakable Linux”の取り組みを紹介するスライド。エンタープライズ市場をターゲットに、4つの方向からアプローチするというイメージだ

具体的な発表内容は以下のとおり。

“Unbreakable Linux”ソリューションの強化
6月1日より、同社のLinux対応製品について、『Red Hat Enterprise Linux』および『United Linux』を基盤として利用するために必要な、OSの不具合修正パッチを含むサポートを提供する
“Unbreakable Linux”ソリューション営業体制の強化
Linuxビジネスを専門的に推進する“Linuxビジネス推進室”を新設する。また、顧客コミュニケーションチャネル“Oracle Direct”や、パートナープログラム“Oracle Partner Network”を通じ、顧客やパートナーへのLinux導入支援を行なう
技術者の養成
Linux上でのOracle製品技術者養成のため、“Oracle Master”資格に加え、トレーニングコース「LinuxでのOracle9iデータベース管理」、「Oracle9i Real Application Clusters on Linux」などを7月下旬より開講する
ハードウェアベンダーによる推奨構成の提案
ハードウェアベンダーを通じて、『Oracle9i Real Application Clusters』を利用したクラスタシステムの推奨構成を顧客に提示する
Linux対応製品の拡充
Itanium対応Linux版データベース『Oracle9i Database Release 2 for Linux Intel Itanium』を本日、ファイル構築/管理ソフト『Oracle Cluster File System』のLinux版を5月26日に発表する
“Unbreakable Linuxパートナー協議会”の設立
“Oracle partner Network”の一環として、ディストリビューション企業やハードウェアベンダー、SI企業などが参加し、“Unbreakable Linux”を推進する“Unbreakable Linuxパートナー協議会”を本日付けで設立する

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