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ソニー、“バイオ”ノートを一新 秋モデル7シリーズ14製品を発表

2002年09月09日 14時59分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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底面に敷くようなドッキングステーションを標準装備し、B5ファイルサイズの本体ながらA4ノート並みの拡張性を備える“バイオノート505シリーズ”の秋モデルは、『PCG-R505W/PD』『PCG-R505Q/BD』の2製品。

『PCG-R505W/PD』
『PCG-R505W/PD』

価格はどちらもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、R505W/PDが27万円前後、R505Q/BDが22万円前後。14日より発売開始を予定している。

モバイルPentium III-M-1.20GHz採用の上位機R505W/PDは、メモリー256MBをオンボードに搭載し、空きSO-DIMMスロットにPC133対応SDRAM 256MBを増設することで、512MBまで搭載可能。HDDは60GB(UltraATA/100)。Windows XP Professionalをプレインストールする(Office XPは非搭載)。

モバイルCeleron-1GHz採用の普及機R505Q/BDは、メモリー256MB(標準搭載)のうち、オンボードに128MB、SO-DIMMに128MBモジュールを装着するため、最大でも384MBまでしか増設できない。HDDは40GBで、OSにはWindows XP Home Edition、ビジネスソフトとしてOffice XP Personalをプレインストールする。

両機種とも、チップセットにはIntel 830MGを採用、画面表示はチップセット内蔵機能を利用し、メインメモリーのうち最大48MBを共用する。液晶ディスプレーは、12.1インチXGA表示。FDDと光メディアドライブ(CD-RW&DVD-ROM対応コンボドライブ)は同梱のドッキングステーション側に搭載されている。

本体側の外部接続端子は、USB 1.1×2、i.LINK(4ピン)×1、オーディオ入出力、Ethernet(10/100BASE-TX)×1、外部ディスプレー出力、モデム、マジックゲート対応メモリースティックスロット、ドッキングステーションコネクターが配置されている。キーピッチは18mm、キーストロークは約2mm。

PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)、両機ともIEEE802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵する。

本体サイズ(ドッキングステーションなし)は幅279.5×奥行き239×高さ29.4~33.8mm、重量はバッテリー搭載時で約1.98kg。

『PCG-SRX7S/PB』
『PCG-SRX7S/PB』

バイオノートSRも、2002年秋モデルでは505と同様に細部をブラッシュアップした2製品がラインナップされている。

  • 低電圧版モバイルPentium III-M-900MHz、40GB HDD(UltraATA/100)、Windows XP Professionalプレインストールの上位機『PCG-SRX7S/PB』
  • 低電圧版モバイルCeleron-650MHz、30GB HDD、Windows XP Home Editionプレインストールの普及機『PCG-SRX3S/BD』

R505と同様、上位機はメインメモリーをオンボードに256MB実装しており、最大512MBまで増設可能だが、普及機のほうは128MB+128MB(SO-DIMM)という構成で、最大384MBまでしか搭載できない。そのほかのスペックはほぼ共通で、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能やBluetooth 1.1準拠の無線通信機能を標準装備し、i.LINK接続(本体の専用端子からDC給電可能で、外部電源不要)のCD-RW&DVD-ROM対応外付けコンボドライブが標準添付されている。

外部接続端子は、USB 1.1×1、i.LINK(4ピン)×1、オーディオ入出力、Ethernet(10/100BASE-TX)×1、外部ディスプレー出力(オプションの変換アダプターが必要)、モデム、マジックゲート対応メモリースティックスロットが配置されている。キーピッチは17mm、キーストロークは約2mm。

PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)、両機ともIEEE802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵する。バッテリー駆動時間は標準装備のバッテリーパック(L)使用時で約3.5~5.5時間。

本体サイズは幅259×奥行き194×高さ27.8~32.0mm、重量はバッテリー搭載時で約1.26kg。

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