利用目的に応じて、右側面手前のベイにさまざまなユニットを換装できる“エンターテインメントベイ”が特徴的なバイオノートNVの秋モデルは、『PCG-NV99E/B』1モデルのみ。
『PCG-NV99E/B』 |
価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、28万円前後。14日からの発売開始を予定している。
CPUがモバイルPentium 4-M-1.70GHz(従来は同-M-1.6GHz)に強化され、チップセットはIntel 845MPから同 845MZに変更、ビデオメモリーは倍増の32MBになった。このほかのスペックは従来から変更なく、メモリーは標準で256MB/最大512MB(PC1600対応DDR SDRAM SO-DIMM)、40GB HDD(UltraATA/100)、15インチSXGA+表示のTFT液晶ディスプレー、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵する。
本体サイズは幅336×奥行き276.1×高さ42.8~53.3mm、重量はバッテリーとウェイトセーバー装着時で約3.7kg。
『PCG-FX55J/B』 |
バイオノートの中では珍しくFDDと光メディアドライブの両方を内蔵するオールインワンタイプのA4ノート、バイオノートFXには『PCG-FX55J/B』『PCG-FX11J』の2製品が用意された。
いずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、FX55J/Bが19万円前後、FX11Jが16万円前後。14日から発売開始予定。
どちらもCPUはモバイルAthlon XP 1400+-1.2GHzで、チップセットはVIA Apollo KT133A。メモリーを256MB(最大512MB、PC133対応SDRAM SO-DIMM)搭載し、画面表示にはグラフィックスアクセラレーターATI RAGE Mobility-M1(ビデオメモリー8MB)を採用する。光メディアドライブはCD-RW&DVD-ROM対応のコンボドライブ。2機種の違いは、液晶サイズとHDD容量、およびOffice XPプレインストールの有無で、FX55J/Bは15インチXGA表示の液晶ディスプレーに40GB HDD(UltraATA/100)、Office XPを標準搭載、FX11Jは14インチXGA表示でHDDは30GB、Office XPなし、となる。
外部接続端子は共通で、USB 1.1×2、i.LINK(4ピン)×1、シリアル、パラレル、オーディオ入出力、Ethernet(10/100BASE-TX)×1、外部ディスプレー出力、モデムが配置されている。キーピッチは19mm、キーストロークは約3mm。
PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)、無線LAN機能は内蔵しない。
本体サイズは2機種で若干異なり、FX55J/Bが幅324×奥行き265.5×高さ38.5~54.1mm、FX11Jは幅324×奥行き265.5×高さ35.8~46.9mm。重量はFX55J/Bが約3.0kg、FX11Jは約2.9kg。