“バイオノートFX”は、A4サイズのベーシックなノートパソコンシリーズ。『PCG-FX77S/BP』、『PCG-FX55S/BP』、『PCG-FX33S/BP』、『PCG-FX11S/BP』の4機種が用意されている。
バイオノートFX。写真は15型搭載モデル |
PCG-FX77S/BPとPCG-FX55S/BP、PCG-FX33S/BPの上位3機種は、15型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)と、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを搭載する。チップセットはIntel 815EMチップセットで、グラフィックスアクセラレーターを内蔵する。ビデオメモリーは11MBでメインメモリーと共有。
なお、FX77S/BPとFX55S/BPのドライブは、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速。FX33S/BPのドライブは、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み5.7倍速、DVD-ROM読み込み6倍速、CD-R/RW書き込み4倍速となっている。
FX77S/BPは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-1GHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)と30GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。バッテリー駆動時間は、リチウムイオンバッテリー『PCGA-BP71A』1個利用時で3~3.5時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.2kg。
FX55S/BPは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-850MHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)と30GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個利用時で1.5~2時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.1kg。
FX33S/BPは、CPUにモバイルインテルCeleron-900MHzを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)と20GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個利用時で1.5~2時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.1kg。
FX11S/BPは、CPUにAMD PowerNow! テクノロジー対応モバイルAMD Duron-800MHzを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)と20GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。チップセットはVIA Apollo KT133Aで、グラフィックスアクセラレーターはATI RAGE MOBILITY M1、ビデオメモリーは8MB。
また、14.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)と、CD-ROM読み込み24倍速、CD-RW読み込み14倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速のCD-RWドライブを装備する。バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個利用時で1~2時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ46.9mm、重量は2.9kg。
4機種とも、外部接続端子は、プリンター、シリアル、コンポジットビデオ出力、USB×2、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドフォン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)。
PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッド。OSはWindows XP Home Editionで、Office XP Personalをプレインストールする。
10月27日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は、PCG-FX77S/BPが26万円前後、PCG-FX55S/BPが23万円前後、PCG-FX33S/BPが21万円前後、PCG-FX11S/BPが18万円前後。