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PCG-C1MRX

PCG-C1MRX

2002年02月02日 01時32分更新

文● 別冊ASCII編集部・遠藤さちえ

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PCG-C1MRX

ソニー

オープンプライス

バイオC1は,1998年9月に登場して以来,デザイン性と1kgを切るコンパクトさ,標準搭載の内蔵CCDカメラとそれを活かした遊び心溢れるアプリの数々などから,常に「欲しいノートPC」の上位にランク付けられるミニノートだ。その新バージョン「C1MRX」が,映像機能の強化に加え,デザインを一新するなど大幅にモデルチェンジした。

外見も従来バージョンとは
一線を画す新C1

 2001年12月29日に発売されたソニーのミニノートバイオC1シリーズ最新作「PCG-C1MRX」(以下C1MRX)は,MPEG-2ハードウェアエンコーダという今回の目玉である新機能のほかにも,ハードウェアスペック,本体素材,デザインやインターフェイスのレイアウトに至るまでがらりと変え,“映像と音楽で遊ぶ”というコンセプトをより強調させる機能と使い勝手を向上させた製品構成となっている。

 本体を見てまず目を惹くのが,従来よりもスタイリッシュになったボディデザインだ。本体に使用される素材は,天面が従来のマグネシウム合金から,アルミ-マグネシウム合金とプラスチックの2種類構成へと変更された。アルミ-マグネシウム合金は高強度で成形しやすいという性質を持ち,エンボス加工されたVAIOのロゴはくっきりとシャープになった。その下の社名ロゴも,同社の携帯端末CLIEのロゴに使用されたダイヤカット手法で加工し、銀色に浮き上がらせ重厚さを醸し出している。素材の変更に合わせて,カラーリングも,アルミ-マグネシウム合金部分が少し紫がかったシルバーに,プラスチック部分がブルーグレーになった。この配色によって本体全体が引き締まり,より小さく見える印象さえ与える。もちろん,デザイン面だけでなく素材にプラスチックを採用したことで,液晶パネルの端をとおってMOTION EYE近くまで伸びているBluetoothアンテナが,金属で覆われているときよりも電波の受信効果が上がり感度が向上するということにも一役買っている。

各種ケーブル、カード類を本体に接続したところ。コネクタ位置は写真参照のこと。
 インターフェイスや特殊ボタンのレイアウトも大きく変わった。これまでは,本体の左側面にあったメモリースティックスロットは手前前面に移動し,左側面には新たにIEEE 1394ドライブ用の電源供給を行なう専用ポートが設けられた。続いて右側面を見ると,ジョグダイヤルのあった位置にACアダプタポートが,その手前にUSB×1,そしてC1の小型ボディ重視によって限られていたインターフェイスのポート数を補うために,今回から標準添付となった外部I/Oデバイス「ポートリプリケータ」用のポートが追加されている。このポートリプリケータには,CRT外部出力ポート,USB×1,ネットワーク(10BASE-T/100BASE-T),A/V出力,そしてA/V入力が装備されている。ビデオやTVなどのアナログ映像をMPEG-2で取り込んでデジタル化し,保存するといった利用法も可能となり,さらにC1MRXの活用の場を広げることは間違いない。



端子部分の反対側には,コネクタを差し込んで収納できるスペースがある。重量は約135gと軽量なので,持ち歩いても苦にならない。

従来の右側面からキーボード右上上部に変更になった「ジョグダイヤル」。持ったときのホールド感は安定し,ダイヤルもくるくると回しやすくなった。
 次に特殊ボタンで一番顕著なのが,最近ではソニーのノートPCに標準搭載されるようになったジョグダイヤルが,キーボード右上,電源ボタンの右隣へと移動したことだ。形もダイヤルというよりはローラーのように変化している。これは,C1を開いて手に持ち,動画撮影するといった場面で操作をしやすいように配慮したとのことだ。なるほど,ボディを両手で持って支えると,ちょうど右親指の届くポジションにくる。右端の「Capture」ボタンを押下して録画を開始・停止したら,あとはジョグダイヤルを使って再生や,すでに録画した動画を選ぶといった一連の操作が,手の位置を動かさずにできるというわけだ。従来のように右横にあったときは,人差し指をジョグダイヤルに添えて持つ体勢で,どうしても本体手前部分を持つこととなり,不安定になりやすかった。新ジョグダイヤルでは,安定感もあって,ジョグダイヤルの押し込みもやりやすくなっている。



キーストロークは2mmだが,キータッチはしっかりしているほうだ。カーソルキーはどうしても上下キーが小さくなってしまうが,使用に差し支えはない。

円柱形のボタンは,クリック感が良好。センターボタンを押したままトラックポイントを上下に動かすことでウィンドウ内をスクロールできる。
 そのほかに明らかに変わった点といえば,キーボード手前のボタン部分だろう。デザインが円柱形に変わり,従来のような本体埋め込み型ではなく,やや本体からせりだし気味になっている。せりだし部分が,使い続けているうちに下にかかる圧力によってへたってしまわないだろうかと少々気にはなったが,せりだしていることによって,ハッキリしたクリック感が得られ,使用していて心地良く,軽快な操作が行なえる。



同社サイトの関連製品情報では,約200gだが,ACからコンセントのコネクタまでのケーブル重量も入れると約250gとなる。

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